BE:FIRSTのLEOにとって『THE FIRST』とは「青春って言葉がふさわし過ぎる」【『あの日のTHE FIRST』レポート#11】



まわりの人へ感謝とリスペクトを

最終審査を経て、BE:FIRSTのメンバーに選ばれたLEO。SKY-HIから合格を告げられ、「夢のまた先の夢を見に行くために、これからももっと努力をしてチームで世界を獲りに行きたい」と語った彼が今、思うこととは──。

──最後に名前を呼ばれたとき、どのように感じましたか?

LEO 「もっと早く呼んであげたかったけど、最後はLEOって決めてました」ってSKY-HIさんから言われたとき、「そんなふうに言うなら早く呼んでよ」って思いました(笑)。最後のステージは、今まで積み上げてきたものがかたちになったのを実感していましたし、自分でもけっこう自信があったので、なかなか名前が呼ばれず「あれ?」みたいな感じだったんです。呼ばれたことをまず感謝しなきゃいけないんですけど、冗談抜きで息ができなかったし、本当にドキドキしていました。

──『THE FIRST』で出会った仲間は、どのような存在ですか?

LEO 誰かを蹴落とそうとか自分が抜け駆けしようって考えてるやつが、誰ひとりとしていないんです。「オーディションに残りたい」という以上に、「『THE FIRST』として、俺らヤバいよね」ってなりたい。僕らの関係は見せかけじゃないし、お互いをアーティストとして愛し合ってリスペクトしているから、自ずとチームワークもよくなっていったんじゃないかな。ひとりも嫌なやつがいなくて、全員のことを大好きって、奇跡じゃないですか。『THE FIRST』の仲間は、「ここから先、好きな人には出会えないかも」って思うほど、一生分の好きな人を集めたくらいの宝です。

──『THE FIRST』とはなんですか?

LEO 青春ですね。「音楽を通しての青春」っていうか。笑いがあって涙もあって、いいことも悪いこともたくさんあって。「みんなで切磋琢磨し合いながら、最終選考で野郎15人が旅立っていきました」みたいな(笑)。青春って言葉が、ふさわし過ぎるなって思いますね。

──目指すアーティスト像について教えてください。

LEO チームの大きな目標でいうと、「まわりの人から愛されたい」っていうことがあります。自分たちがどれだけがんばったところで、まわりの人の支えがないと「〇〇のアーティストと同じ」って言われちゃえばそれまでだし、絶対に世界を獲ることはできない。まわりの人への感謝や愛を忘れずに、言葉だけでなく行動で示していけるチームでありたいし、人でありたいです。そして、いつか自分たちが上の立場になったとき、SKY-HIさんのように夢を継承していけるような存在になれたらいいですね。

メンバーから愛のムチが炸裂!?


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