キスマイ宮田&霜降り明星、激ムズゲームに挑む。2週間に及ぶ死闘の結果は(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。

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『霜降りバラエティ』

『スーパーマリオメーカー 2』で作成されたクリア率0.04%の激ムズステージをクリアするまで帰れないという企画。せいやとゲストのキスマイ宮田が挑戦するも歯が立たず、途中からは粗品が孤軍奮闘状態に。

夜10時になりスタジオが閉まってしまうため、会議室へ移動。カメラマンもひとりだけに。宮田は「メイク落としください」と寝る準備。「寝ようと思って目を閉じても暗闇の中でマリオが走ってる(笑)」。

午前3時になり緊急会議。粗品は「皆さんに帰っていただいて無人で僕がやってもいいかな」と責任を背負う提案。「でも、ほんまは3人で……」とここまで一緒にやってきた共演者を気遣う。このステージを選んだディレクターの柳は「俺が悪いです」と謝罪。

結局、7時間30分、1532回(粗品は904回)プレイした時点で、別日にまた集まりチャレンジすることに。

2週間後、再開。宮田も「俺ら友達じゃないですか!」と参加。

粗品はこの間、3000~4000回近く楽屋でもずっと練習していたそう。それでも練習中はクリアすることができなかったという。再開後、1回目でいきなりいいところまでいくと、累計8時間15分後、1599回目(再開からは66回目)、ついに完全制覇。

「今回は失敗でした」で終わってもいいところ、売れっ子で超多忙にもかかわらず練習を重ね、本当にクリアしてみせるストイックさと負けず嫌いっぷり。スターたる所以を観た感じがした。

『フリースタイルティーチャー』

5月に始まった「芸人界最強ラッパー決定トーナメント」もついに決勝戦。勝ち上がったのはからし蓮根・杉本青空とゆりやんレトリィバァ。

図抜けたラップスキルで勝ち上がった杉本と、ナチュラルな強さとセンスで突破してきたゆりやんの対照的なふたりだが、奇しくも大阪NSC35期の同期対決。

「確かにお前35期の主席 俺は落ちこぼれ ここから上までよじ登れるとこ見せに来ただけ」と熱いラップで攻める杉本が3対2で先取するも、2本目はゆりやんが「『完膚なき戦い』お前それ言い過ぎだろ」と視聴者もちょっと気になり出していたところを的確にディスる。

「それからこうやってこうやってこうやってこうやって」と杉本の動きをマネして、「ようラップしてるな 何やそれ? その動き ずっと気になっとってん」と動きのクセまで口撃し、0対5で取り返す。

だが、3本目の最後「ここで報告 俺2人子どもおるけど3人目が産まれるんや」とまさかの報告で締めた杉本が3対2で接戦を制し優勝。おめでたい雰囲気でまさに大団円。

それにしてもゆりやんは参戦した3大会すべてで準優勝。常に勝ちつづけているイメージのあるゆりやんだが、こんなところに意外な鬼門。

明日観たい番組:『クセがスゴいネタGP』2時間SPに豪華出演者が勢ぞろい!

『クセがスゴいネタGP』(フジ)2時間SP。RG&かみちぃ、EIKO、遠藤章造&狩野英孝、大村晴空&加藤礼愛&大村朋宏、かが屋、河合郁人、JO1&久保田かずのぶ、霜降り明星、ジャルジャル、スリムクラブ、高城れに&永野など。

『アメトーーク!』(テレ朝)「高校野球大好き芸人」に山崎弘也&長島三奈&レッド吉田&かみじょうたけし&いけだてつや&ティモンディ。

『アウト×デラックス』(フジ)に太田智美、寺田昌之。

『かまいガチ』(テレ朝)「なんでもガチ予想!」。

『NEWニューヨーク』(テレ朝)「飯知らんグルメ」 。

『さようなら全てのエヴァンゲリオン~庵野秀明の1214日~』(NHK)地上波放送。

『警視庁ひきこもり係』(テレ朝)主演は滝藤賢一。

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  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

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