“お笑い第三世代”に飲まれた中山秀征。「20歳で『古い』はツラい」お笑いの潮流を語る(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。

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『あちこちオードリー』

ゲストは中山秀征と高橋真麻。

17歳でデビューした中山。20歳くらいでお笑い第三世代の波が来て、その波がとてつもなく大きかったと回想する。「波を見る間もなく飲まれたね。すぐ『古い』ってなった。20歳で『古い』はツラいよ」。

自分たちの「プロレス」スタイルに対し、今田耕司らの存在をロープに振っても返ってこない「UWF」スタイルにたとえ、お笑いの主流がそちらに変わっていったと語る。

「だから、そこでナンシー関にさんざん言われるの。『生ぬるいテレビを作った』(※実際は「生ぬるバラエティーの申し子」)って」と、中山から先にナンシー関の名前を出すのが感慨深い。

沢尻エリカとは「UWF」でもなく「アルティメット」だったと中山。最初は「キャラクター設定をしているんじゃないか」といいほうに考え「だったらとことんヒールに仕立ててあげようと思ってたけど、どうもそうでもなさそうだ(笑)」と。

トーンを貫き、さまざまな角度から質問を投げつづけた中山を「すごい」と絶賛する若林。「討論になっちゃうと絶対盛り上がらないじゃないですか。でも、それ違うぞって思ったら、たまに討論しちゃうときがあるんですよ。自分ですごく直したくて、そのたびにヒデさんの『ラジかるッ』思い出します。何回も観てます!」に対し、中山「俺は観れない(笑)」。

高橋真麻は、隅田川花火大会の豪雨中継を回想。豪雨の中、レポートするのを評価されたが、それはどの女性アナウンサーでもしていただろうと冷静に語る。

「ほかの女子アナだったら、『かわいそう』とか『痛々しい』とか、『なんでこんな雨の中で中継させるんだ』ってなったと思うんです。私だったから『めっちゃウケる』ってなって、役得だったなって」。

『フリースタイルティーチャー』

「芸人界最強ラッパー決定戦」もいよいよ2回戦に。

その第1試合では「総当り戦 Second Battle」で優勝したためシードになった紺野ぶるまがMCサーモンこと久保田と対戦。

「ここが一番の勝負になる。女性っていうのがありますし……」と歴戦の久保田もぶるまを警戒。共に下ネタを得意とする者同士。「俺が世界一本番行為が得意なヤツだってのを見せつけます」とニヤリと笑う。

1本目は2対3で敗れたぶるまだったが、「うしろからまくって刺すのが好きなんで全然へっちゃらです」と2本目に挑む。

「AV女優やっとれ、ボケが」「紺野ぶるま今度ウチに来るか?」という久保田へのアンサーに「不妊治療 その前にさ じゃあ久保田さん一緒に不倫しよう?」「AV出てもいいけどまだまだいるよ明日花キララ お前マスかきながら観てるんだろ紗倉まな」と美しいライミング。

これでぶるまが5対0で勝ち、3本目も5対0で獲り勝利。その審査に納得がいってない久保田の表情含めてとてもいい戦いだった。

明日観たいテレビ:『マツコ&有吉 かりそめ天国』に天海祐希が初出演!

『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレ朝)「女優・天海祐希が参戦!人生No.1グルメを披露」。

『LIFE!夏』(NHK)に木村多江、山田裕貴、西野七瀬、シソンヌ、吉住、塚地武雅。

『全力!脱力タイムズ』(フジ)にぼる塾&清水尋也。

『タモリ倶楽部』(テレ朝)「今会いにいきます(オンラインで)輝け!ミスター灯台コレクション」。

『ネタパレ』(フジ)アルコ&ピース平子×ゆってぃコラボネタ。

『A-Studio+』(TBS)に二階堂ふみ。

『あさイチ』(NHK)「プレミアムトーク」に永瀬廉。

『#家族募集します』(TBS)スタート。主演は重岡大毅。

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  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。