かまいたち濱家が新企画を考案。新しいドミノの楽しみ方とは?(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。

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『かまいガチ』

芸人だけでオンエアを構成しようという「ガチオンエア会議」。

事前に収録した各芸人の持ち込み企画のうち、オンエアに使うもの、使わないもの、どの企画をCMまたぎにするかなどを芸人自らが選別していくという良企画。

「CM前の企画がめっちゃ大事」「一番頭の企画でチャンネルを変えないかが決まる」などと言い合いながら、まずは放送するのが「確定」な企画を選ぶ。ライス関町考案の「今何かしたか?選手権」の濱家のパートは外せないと全員一致。

挑戦した4人全員のパートは時間的に使えないため、誰かの分は切らないといけないということになり「撮ってもらったやつを切るのってこんなにツライんや」とうなだれる濱家。事前にこの部分は必見などとわかっているから、VTRも観やすくてよけいおもしろい。

濱家考案の「お前らドミノがどこで止まったらおもろいか教えたるわ」は、「何千個かのドミノをみんなで作ったのに、明らかに倒れてない部分がけっこう好き」という濱家が「このドミノの仕組みだったら、このへんで止まったら一番おもしろい」と設定した箇所を当てる“悪い”部分がいい感じに出ていて、それぞれの推理も含めてとてもおもしろい。

実際にドミノ倒しで正解を発表するのも画的に派手だし、これ1本で1回分の放送は余裕でいけそうな企画だった。

『オドぜひ』

3週にわたって放送された「TAIGAナイト」以来、TAIGAが恒例企画「あのぜひらーは今」として自宅からリモートで出演。

あの日以来、仕事がちょっとずつ増えてきているというTAIGAに「ウソはやめてほしい」と笑う若林。今までは『レッドカーペット』や『あらびき団』に何回か出て終わりというような繰り返しだったが、今回は仕事がつづいているそう。

「こんなこと今までなかったから、ちょっと時代が来てるのかなって」というTAIGA。だが、「ホントですか?」と若林が聞くと「まだまだわかんないけど……」とすぐ弱気になってしまうTAIGAに、若林「そこは“本当”はいらないんですよ(笑)」。

「40歳過ぎて売れてない芸人」のことを「TAIGA世代」と呼ぶそうで、そのメンバーは、エルシャラカーニ、マシンガンズ、ビックスモールンなど。若林「俺の飲み仲間じゃねーか!(笑)」。

自宅のため妻や息子のだいちくんも出演。だいちくんは絶妙のタイミングで「パパ、ウーバーイーツ」と発言し爆笑をかっさらう。

若林「TAIGAさんみたいにフリが長くないから助かりますよ。ワンフレーズで持っていく」「だいちのほうが、“間”がわかってる(笑)」。


『ゆりやんと七人のツッコミ』

『R-1』優勝特典の特番。

ゆりやんが作ったVTRにノブ、陣内、粗品、濱家、盛山、小田、春菜という七人のツッコミがそれぞれ個別で観てツッコんだものを、同時に流すという形式。そのため、ツッコミが被るときもあれば、まったく違う方向にツッコんでいたりもしておもしろい。

一発一発のツッコミをすべてキメにいく粗品や、状況説明込みでツッコんでいくノブなど、それぞれのツッコミの仕方やツッコミワード、ツッコミどころの違いなどもよくわかる。

ゆりやんの『R-1』優勝シーンが流れると、司会をしていた粗品は「この日、巻き過ぎてたやろ!」とツッコミ。

「地元凱旋」といって山の中の洞窟を訪れたり、突如『もののけ姫』的な展開になったり、ゆりやんワールド全開のVTR。ガッツリとしたショートコントなども挟みつつ、架空のネタ番組中、殺人事件が起こるというドラマ仕立てのVTRに。

番組でネタを披露していたヒューマン中村や守谷日和が殺害される。その犯人を推理していくゆりやん。謎がすべて解けたというところで、「解決編」はこのあとと、いったん別のコントへ。

それがあまりにもシュールで「みんな今なんてツッコんでるんですか?」と濱家が不安になるほど。そのオチに「エヴァンゲリオンくらいわからん」とノブ。

殺人事件はドミノを使ったトリックだから、小沢真珠扮する「ど美乃」という名のプロデューサーが犯人というしょうもない展開に。その動機は「テレビの仕事は時間が勝負」なのに「ネタ時間を守ってくれない」から。優勝特番で『R-1』を皮肉ったかのような内容。

徹頭徹尾やりたい放題のゆりやんのVTRに、濱家「特番ってここまでなんでもやっていいもんなん?」。

明日観たいテレビ:『脳天カルパッチョ』にマヂラブ、ニューヨーク、アルピーなど

『脳天カルパッチョ』(テレ朝)マヂカルラブリー、ニューヨーク、アルコ&ピース、インディアンス田渕による「設定カラオケ」「カードゲーム」「コント」。

『さんまのお笑い向上委員会』(フジ)「おいでやす小田がアングラ芸人軍団と新ユニット結成」。

『マツコ会議』(日テレ)コスプレイヤー・えなこ。

『有吉反省会』(日テレ)福澤重文が水野美紀に絶交ドッキリ。

『アニマルエレジー』(テレ朝)「ヤマガモ」「ホヤ」。

『新美の巨人たち』(テレ東)手塚治虫『ジャングル大帝』×シシド・カフカ。

『ストーリーズ』(NHK)事件の涙「SNSに娘を奪われて~木村花さん誹謗(ひぼう)中傷事件~」。


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  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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