松本「イジってんか、こら!俺の生まれ変わり!」マヂラブ野田『IPPONグランプリ』初参戦(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。

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『IPPONグランプリ』

オープニングでは『IPPONグランプリ』の優勝は『キングオブコント』と同等、「ってことは『R-1』3回分、『THE W』40回分」と笑う松本。

初登場の野田は「あ~スピルバーグ絶対酔ってるな~(なんとツイートした?)」という最初のお題の第一答で「後輩はいゆうは不安よな スピルバーグ動きます」といきなり松本イジリで1本。松本は「イジってんか、こら! 俺の生まれ変わり!」と「自分は松本人志の生まれ変わり」という野田が常々言っていることを踏まえてコメント。そのあとは苦戦する野田だが、松本は終始、“生まれ変わり”の息子を見守るような優しい視点でコメント。

ザコシショウはいつもどおりの唯一無二の大喜利で、連続0ポイントなどを出す一方で、「小説『ゴリラへの詫び状』の書き出しを教えて下さい」というお題では「ゴリラが2階からおちてきた。私がそう言うと聞いた相手は大抵いやな顔をする」と伊坂幸太郎の『重力ピエロ』の書き出しを引用した知性あふれる回答で1本を取ったりと活躍。あと、なにげに早押しが強い。

そんなAブロックは川島とバカリズムのサドンデス。なんとバカリズムは16回目のサドンデス。彼にとっては鬼門だが、久々の勝利。「ここが僕のピークのような気がします(笑)」。

Bブロックも大接戦。前半は苦しみ最終問題を残し最下位だった大悟が最後の最後で、9-8-8-8-9とトップだったジュニアに並びサドンデスに。そして大逆転で決勝進出。

バカリズムとは2018年3月10日以来2回目の対戦。そのときはバカリズムが勝利したが、大悟は逆転の勢いそのまま2本を先取。1本取り返されるも、リベンジを達成し、2回目の優勝。ずっと見応えがあるいい大会だった。

『ゴッドタン』

笑えるケンカと仲直りを演じてもらう新企画「ケンカ仲直り王決定戦」に蛙亭とラランド。

蛙亭は、ネタを書いていない中野から岩倉へダメ出しをする作戦。架空のネタの「ジャガイモ」オチに対し「ネタフリが1個多かった」「ほうれん草とか大根とか2個ぐらいでいい」と中野が言えば「クレソンなかったらおもしろくねぇやろ」と岩倉。じゃあ、クレソンの代わりはなんだ?と問えば、中野が「ラディッシュ」と答える。ひたすらくだらなくて可笑しい。

仲直りは、「一発殴り合わんと気がすまんわ」「やり合おう」と立ち上がり、ふたりでグーパンチで殴り合うクロスカウンター。笑みを浮かべながら殴りに行く岩倉のイカレっぷり。中野「めちゃくちゃ怖かったです。『最後、殴り合おう』って言われて、『痛くない感じどうやる?』って言ったら、『いや、いいやろ。血とか出ていいやろ』って」。


『オドぜひ』

ティモンディがゲストで春日vs高岸という、驚異の身体能力を持つ者同士の夢の対決が実現。

「うちの高岸はいつでも準備できてます」という前田の言葉に「バラクーダとウォーズマンの関係のよう」という『キン肉マン』たとえを出すのがいかにもオードリーらしい。

そんなバラクーダ前田は、春日に対し「うまいことやろうとするじゃないですか? “スター・春日”が出てるときはすごいおもしろい。ただ、うまいことツッコミをやろうとする“俊彰”の部分が出ると、並以下」と評し、「“春日”と戦うと分が悪いけど、“俊彰”ならコールド勝ち」と戦況を分析。

一方の高岸は「何ひとつ敵いませんし、ずーっと君臨するスーパースター! みんなに勇気を与えるヒーローですよ!」といつもどおり満面の笑みを浮かべながら相手を全肯定。

身長188cmの高岸に対し「春日が高岸くんくらいあってほしかった」という若林。身長は勝ってるよねと高岸に確認するも「身長に勝ち負けなんてないんです! それぞれの個性。僕の188cmは高岸にとっての1位だし、176cmは春日さんにとっての1位。おめでとう!」とまったくブレない。「じゃあ、引き分け?」と言われれば「引き分けというより両者優勝です!」。

そんな高岸の担当は「ボケ」や「ツッコミ」ではなく「応援」。高岸「応援するために僕はこの職業に就いたんで!」。

明日観たい番組:『マヂカルクリエイターズ』「漫才のようなもの王」後半戦など

『クイズ!THE違和感』(TBS)内田篤人、山下美月、川島明、生見愛瑠、出川哲朗。

『しゃべくり007』(日テレ)牧瀬里穂、日向坂46。

『マヂカルクリエイターズ』(テレ東)「漫才のようなもの王」後半戦。

『激レアさん』(テレ朝)「自宅に侵入した強盗を溢れる人間愛とピアノの音色で改心させちゃった人」「シャイ過ぎるせいで1人ぼっちで映像を作っていたら日本の映画界に一大旋風を巻き起こしちゃった人」。

『ソウドリ』(TBS)「決勝戦」錦鯉vs蛙亭vsAマッソvsランジャタイ。

『さまぁ~ず論』(テレ朝)アンガールズ。

『トゲアリトゲナシトゲトゲ』(テレ朝)「普段ネタを書かない相方がネタを考える夜」。

『珈琲いかがでしょう』(テレ東)最終回。

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    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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