3次審査通過の15名が決定!SKY-HI「全員が違う角度で才能を見せてくれた」【『THE FIRST -BMSG Audition 2021-』レポート#7】
SKY-HI(スカイハイ)が率いる会社「BMSG」が仕かけるオーディション『THE FIRST』。その模様を追いかける番組『THE FIRST -BMSG Audition 2021-』の第6回では、3次審査後半と結果発表の一部が放送&配信された。
そして、5月14日に公開された第7回では、合宿審査に参加できる15位までの結果発表と、落選者へ敬意を払うSKY-HIの姿が映し出された。
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目次
グループの中でも輝く個性
1位から順に行われた結果発表。すでに、1位:黒田竜平、2位:大山天、3位:久保舜斗は前回放送で公になっていた。
そして4位で名前を呼ばれたのは、“怪獣大戦争”と呼ばれるチームBでリーダーを務めた島雄壮大だ。「ダンスの経歴もすごかったから“ダンスのすごい子”ってずっと言われていたけれど、ラップをしているダンサーの子ではなくて、とてもダンスのうまいラッパーになっている」と高評価。
5位に名を連ねた渡邉翔太には、「集団の中で輝くものを持っている。そのポテンシャルがあるなら、チームになじまなくてもいい」とコメントが寄せられ、6位に選出された上村礼王には「“このチームは礼王がいるから大丈夫だろう”と思える存在になっている。ただ、人間性だけで選んだつもりはない」とエールが送られた。
年齢もキャリアも関係ない
7位で発表されたのは古家蘭だ。「昨日が1位だったから順位が落ちたように感じるかもしれないけど、それはクオリティが落ちたということを意味していない。2次審査のようなインパクトはなかったかもしれないけど、クオリティは高く保ったままだった」と潜在的な才能を評価。とはいっても大幅なランクダウンにへこんでいてもおかしくないものだが、古家自身は至って前向きだった。
「正直、歌唱審査で1位という結果になったのは自分の中でもピンときてなかった。これが本当の順位なんだなってはっきりわかったし、明確な自分の課題が見つかったので合宿までにしっかりと伸ばしていけたら」と闘志を燃やしていた。
8位には22位から急激にランクを上げた川島塁、9位には思考力を高く評価された溝口太基がランクイン。「中学生なのにすごい」という年齢を取っ払った上で、パフォーマンスのクオリティを高く評価された。
10位に選出されたのは三山凌輝。4位から大きく順位を下げた彼に対し、「順位がふた桁になったことに戸惑うかもしれないけど、1個1個の技術やクオリティは高い。才能に無理やり順番をつけてしまうのであればこういう順位になってしまうこともあるけど、それは凌輝が培ってきたものやポテンシャルを否定するものではない」と思いを語るSKY-HI。順位が上がった参加者にも、順位が下がった参加者にも、誠心誠意の言葉を送っていった。
「死ぬほど悩んだ」11~15位の5人
SKY-HIを悩ませたのが、11位以降の5人だ。この2日間でのそれぞれの成長を真正面から受け止め、嘘のない想いと共に順位を伝えていく。
11位で呼ばれたのは、暫定では23位だった池亀樹音だ。大幅なランクアップに驚いている様子だったが、「2次審査の段階で歌がうまくて驚いたけど、聴かせてもらうたびに驚きの度合いが上がっていく。グループパフォーマンスでは鳥肌が立った」と粘り強い姿勢で食らいついた彼に賞賛が送られた。
12位は織戸俊輔。「人が“パフォーマンスをする”といったときに想像するたいていのことを、すべて高いクオリティでできる恐ろしい才能を持っている。いろんな人は俊輔にジャンルをつけたがると思うけど、適当なジャンルで括られる人にならないでほしい」と伝えるSKY-HIは、若かりしころの自分と重ねているようだった。
13位にはNY留学経験もある実力者の廣瀨真人、14位には安定感のあるダンスと歌を誇る男澤直樹が精選された。
最後の審査通過者となる15位。名前を呼ばれたのは、SKY-HIの心を強く震わせたカドサワンレイコだった。「こんなことってあるんだなって、すごく実感しました。今まで生きてきて、17、8年くらいはステージ上でパフォーマンスをしてきて、何万人の人を見てきたけど、1日でこれだけ伸びた人を僕は見たことがない。正直、ここ何年かで一番感動しました」と感謝に似た想いを送る。その言葉を噛みしめるカドサワンも、瞳を終始潤ませていた。
これで合宿審査に駒を進める全15名が決まった。彼らには、キャリアも年齢も関係ない。「アーティシズムファースト」「クオリティファースト」「クリエイティブファースト」に則った面々がそろった。
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