伊集院光×山本・リシャール登眞、軍艦島で“高度な話し合い”を繰り広げる(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。

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『博士ちゃん』

初登場のときは中1だったが、高校生になった現在は『世界ふしぎ発見!』で「ミステリーハンター」も務める「世界遺産検定マイスター」の山本・リシャール登眞の熱意により軍艦島の非公開エリアのロケが認められることに。

そのパートナーに立候補したのは同じく軍艦島好きの伊集院光。伊集院が軍艦島に足を踏み入れ「やっぱり実際来ることは大事。本島までの距離を見て、当時の人たちがどう思ってたんだろうって想像できる」と言えば、「本島からは近くに見えたけど、軍艦島からは遠くに見える」と実感を語るリシャール。その言葉に「すげえ大事なこと言ってるよ」「おそらく当時働きに来た人の心境に近いのでは」と感心する伊集院。ふたりの高度な知識と感受性あふれる会話が、とても見応えがあった。

あまりに貴重な光景に、「名誉のために言うけど、仕事中に写メ撮ったの初めてだからね!」と写真を撮る伊集院。スタジオにいるサンドウィッチマンにとって伊集院は“師匠格”に当たるが、「サンドに見られるの嫌だなあ。『ロケ中、何やってんですか?』って(言われてしまう)。アイツらが若手のころは言ってたもんな。『ロケは遊びじゃないんだぞ』って」と伊集院。

「興味のあることって年代差を超えるな。正直、友達はすごく少ない。興味があることがなかなか合わない。でも、彼とは友達みたいにしゃべれた。楽しかった」とリシャールとの会話を楽しむ伊集院が印象的だった。

VTRを観た芦田愛菜は、「人が出ていってしまっても人が造ったものがまだ残っているっていうのは、なんか寂しいというか……崩れないことの皮肉、循環していけないことの虚しさ」と素晴らしいコメント。

『クセがスゴいネタGP』

粗品はピンで歌ネタ。「余命1年」の宣告を受けた父と残り1年間、楽しい思い出で埋め尽くす計画を立てたという『すべらない話』などでも語られた「お父さん」のエピソードを歌に。楽しげな計画をたっぷり歌ったあとのサビが、「でも次の月に死んだ~♪」という“息子でしか歌えない”歌。素晴らしい。

リュージことロバート秋山は、「焼肉の会計のときに現れる専門のガム」がテーマの歌。相変わらずよくぞこれをというものを見つけるのが凄まじい。「味の持続はそんななく~♪」。


『アメトーーク!』

「ずっと仲良し芸人」。ニューヨーク屋敷はさらば森田を「逆カッコつけ」と形容。カッコいいと思われるのが嫌で、モテへん、ダサいっていう生き方をずっとしてきた、と分析する。そのルーツともいえるエピソードが中学時代のサッカー部での話。「うまいことがダサいと思って、わざと下手にプレイしてた」という。屋敷「この話が“森田哲矢”やと思う」。

ワタナベの先輩・後輩という間柄から始まったザブングル加藤とバイきんぐ小峠の関係。「三茶に越してきて、一緒にネタを書いていたときから、テレビにすごく出ていたのに黙々とネタを書いていて、めちゃくちゃ努力家でした。テレビに出ている人がこんなにがんばっているのだから、テレビに出ていない僕がこの人以下の努力なんてあり得ないと思いがんばれました」と感謝を伝える小峠に、加藤は「松尾が辞めるってとき、僕も辞めるっていう選択肢もあった」と明かす。

「でも『向上委員会』があったんで踏み留まった。もともと初めて出させてもらったのは5年くらい前なんですけど、僕なんかが出られる感じではなかったんですよ。でも、そのときにバイきんぐがゲストに出て、僕を呼んでくれたんです。僕が小峠にむちゃくちゃ絡んでいったんですよ。それを全部爆笑返ししてくれて、未だに『向上委員会』に出させてもらってる」と、芸人を辞めなかったのは小峠のおかげでもあると明かした。

明日観たい番組:『有吉反省会』に松本梨香

『マツコ会議』(日テレ)は、もう中学生。

『有吉反省会』(日テレ)は、松本梨香。

『有田Pおもてなす』(NHK)は、橋本愛、ゾフィーら。

『ゴッドタン』(テレ東)、「芝居ヤバイ芸人」。

『ストーリーズ』(NHK)、のぞき見ドキュメント 100カメ「結婚相談所」。

『SWITCHインタビュー 達人達』(Eテレ)、木村多江×佐藤則武。

『人生最高レストラン』(TBS)にチョコレートプラネット。


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    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2021年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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