「Mr.ビーンみたい」なハプニングも!?もう中学生ワールドが全開になった『テレビ千鳥』(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。

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『テレビ千鳥』

「気持ちイイ瞬間グランプリ」に麒麟・川島、ユースケ、小島瑠璃子、もう中学生。「ここ(鼻)に(テープ)貼らなくても『テレビ千鳥』出られるんですね!」という小島瑠璃子は、ユースケがプレゼンした「とうもろこしカッター」や川島の「たまご型アイスのラスト」などを実演すると全部エロくなってしまう。

初登場のもう中は「毎日冷凍庫で氷作ってるじゃないですか?」といきなり言い出し、「知らん!」と千鳥にツッコまれるも、「(番組に)呼ばれるなら『味の濃い氷が食べたいんじゃ!!』かと思ってたんで」と話すとノブ爆笑。大悟も悶絶しながら「ちょっとこれはやりましょう!」。

そんなもう中がプレゼンしたのは「筒で理髪店のグルグルを作ったら気持ちいいねぇ~!」ということで、筒状の画用紙を回転させ筆2本で理髪店のグルグルを再現するというもの。成功率を問われると「11%」と即答。実際にやってみると失敗。もう中「実は……先ほどリハーサルでやったのが初めてでした(笑)」。

同じ仕組みで顔(の絵)にホクロを描くというのもやろうとするも、スイッチを押すとなぜか理髪店のほうが回転してしまう「Mr.ビーンみたい」なハプニングも。もう中ワールド全開でおもしろかった。

『マヂカルクリエイターズ』

「謎解き界のすごい人達と仲良くなりたいよ~!」後編。クイズ作家・日高大介に課せられたリアクションは「クレヨンしんちゃんのモノマネ」。日高が作った問題を野田が一瞬で解いたため、110秒やることに。日高はクレヨンしんちゃんのモノマネを少しすると「つづきまして……」と、同じアニメだからということでクリカンのレパートリーであるルパン三世やボヤッキーにすかさず移行。ひとりだけちゃんと宣材写真があったり(出る側も頻繁にやる人なので当然といえば当然なんだけど)、日高がずっとおもしろい。

「ボーナスステージ」は、事前に5人が自分が嵐だったらどのメンバーなのかを答えてもらった組み合わせを当てる「パーフェクトストーム」。予想するための質問タイムが、彼女への呼びかけ方やキス顔をするなど、基本裏方の人にとってはたまらない羞恥プレイに。堺谷光のかわいげが爆発。脱出ゲーム日本代表チームのリーダーということで常春が大野、一番ゲームが好きな無策師が二宮、一番料理好きの矢野了平が相葉、慶應大学出身ってことで日高が櫻井、そして「パズル界の王子」堺谷が松潤という組み合わせ。堺谷「刺されたりしないですか?」。

その後、予備問題をただただ消化する謎の時間に。「じゃあ、終わりますか」というスタッフの声でエンディングらしいエンディングもなく終了。自由過ぎる!


『オドぜひ』

「オドぜひスタッフのせいでオードリーがやりづらそう」と、中京テレビの看板バラエティのひとつ『前略、大とくさん』の総合演出・田中一平が訴える。スタッフ笑いが足りない、と。そこで『お笑いマンガ道場』を手がけた瀬古隆司や平田明久といった中京テレビのエースたちが集い、『オドぜひ』の富田恭彦と共に「スタッフ笑い選手権」を開催することに。

「実際、カリスマだけど、カリスマ感を出す」と田中や若林にイジられた富田は、スタッフ笑いについて「笑いを足すことはある。おもしろくなかったから足すのではなく、編集点の関係で音がつながらないとき」「中京テレビには音効に笑い声がストックされてる」などと内情を明かす。イジられたお返しに「(田中)一平の笑い声は使われない」とイジり返す富田に、田中「ありますよ! 『一平A・B・C』がある。だから、行ったことのない収録に僕の笑い声が入ることがあるんですよ(笑)」。

「スタッフ笑い選手権」は「天国から見守っている」感があるということでベテラン・瀬古が優勝。若林「1個だけ気づいたのは4人以外が全然笑わないなって(笑)」。

ちなみに番組中に出たテロップの中で「余談ですが、若林さんは最近紅茶にハマり、アンガールズの田中さんのお仕事を奪おうと企んでいるそうです」というものが。またも若林vs田中戦争に新たな火種が!

今日観たい番組:ゆりやん&四千頭身・後藤らが初参加の『LIFE!』

『水曜日のダウンタウン』(TBS)。「ヤラセ設定持ちかけられた芸人、番組成立のためならついつい片棒担いじゃう説」「名前貸しのプロデュースオファー、どんなにしんど目の内容でもギャラ次第では受けちゃう説」。

『LIFE!』(NHK)。黒島結菜、仲野太賀、ゆりやんレトリィバァ、四千頭身・後藤拓実が初参加。

『あちこちオードリー』(テレ東)はロッチ&若槻千夏。

『お笑い実力刃』(テレ朝)はアルコ&ピース、コロコロチキチキペッパーズ、パンクブーブー。

『そのネタ、ネタにしていいですか?』(フジ)。チョコレートプラネット、ジャングルポケット、シソンヌ、丸山礼、Aマッソ。

『まんが未知』(テレ朝)、「錦鯉×のむらしんぼ」後編。

『キョコロヒー』(テレ朝)、京子の自称特技「恋愛相談」。

『インタビュー ここから』(NHK)にティモンディ。

『徹子の部屋』(テレ朝)に竹内涼真。


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  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2021年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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