花澤香菜、敬愛する太田光のカルトクイズに全問正解「月のお小遣いの金額は?」(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。

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『サンデー・ジャポン』

ゲストの花澤香菜は「プシュー!」とVTR振りするような太田マニア。月曜はお風呂で『シンパイ賞!!』、水曜の朝に『爆笑問題カーボーイ』聴いてお風呂では『太田上田』を観る、木曜は『太田伯山ウイカのはなつまみ』、金曜はタイムフリーで『ラジオビバリー昼ズ』。日曜は時間が合えば『サンジャポ』を観て『日曜サンデー』を聴く、というのが1週間のルーティンだそう。「おもしろい、カッコイイ、セクシー」と太田を評する。

そんな彼女に「太田光カルトクイズ」を出題。「月のお小遣いの金額は?」「最後の晩餐で食べたいものは?」「高校時代にひとり旅で訪れたのは誰のお墓?」「田中が休養中に出演したネタ番組で太田の額に書かれていた言葉は?」といった、相方の田中はもちろん太田本人すら答えを覚えていない問題も、見事全問正解。

花澤が太田を「親戚のおじさん」のような存在と言えば、太田は「よく言われるんだよ。『やっかいな親戚のおじさん』って!」。

(クイズの正解は順に「0円」「卵かけ納豆ご飯」「島崎藤村」「全集中」)

『シンパイ賞!!』

今回から、街で見かけるシンパイな人をコントで再現する新企画「シンパイな生き物図鑑」が始動。「これ、シンパイ賞じゃないだろ!」と様変わりしたセットを見て言う太田が、急にゲストに質問をして仕切り始める。するとせいやが「リニューアルしたら太田さんが仕切ろうとしてる! 芸風までリニューアルした?」。

いろんな事情があるんだろうなあと推測されるリニューアルだし、この企画をずっとやるわけではないとは思うけど「これ、シンパイ賞じゃない」とはまだどうしても感じてしまう。

ウエストランドが演じた「人のミスに厳しすぎる爆笑問題・田中」はおもしろかった。田中も「これは実話」と認め、「井口、見てたのかな? 前にいたマネージャーが世間知らず過ぎて、ほかにもいっぱいあったわけ。(ゴルフの打ちっぱなしで)300ヤードくらい飛びましたって言うから、『ちょっと待て』と」と状況を説明。すると太田は「この『ちょっと待て』が怖いんだよ」と苦笑い。田中も「ツッコミどころが多過ぎて、だんだん腹たってきて、ああやって詰めちゃう」。


『ファクトチェック』

チマタに広がる都市伝説を、ファクトに基づき検証するカズレーザーMCの番組。

まず「トイレの花子さん」はいつ誰が語り始めたのか、を検証。研究者に話を聞くと、一番古い事例は1940年代だという。そこで言及されているのは「3番目の花子さん」というフレーズや「白い大きな手」だけで、現在一般的な「おかっぱ頭」「赤い吊りスカート」などは一切ない。

その後、時代の変化とともに花子さん像は変わっていき、1993年の児童書『かいけつゾロリ』でおかっぱ頭、赤いつりスカート、白いワイシャツの花子さんが登場し、『ポンキッキーズ』でイメージが定着していったそう。

番組ではさらに起源を調査。初出の本での証言者が岩手県在住の人物であることから、その人物を知る人を訪ね、発祥の小学校が岩手県の黒沢尻小学校であることをつきとめ、きっかけになった“事件”があったことがわかる。

それは昭和20年ごろ、子供が落雪によりトイレで亡くなったというもの。亡くなった生徒が「花子さん」なのか、なぜ「3番目」なのか、という謎をさらに追究するため、当時の地元の新聞に当たるも、事件に関する記事はない。だが、『黒沢尻教育百年誌』という本で「1945年3月3日、北側校舎屋根の積雪がなだれ落ち、第三便所倒壊、三年生○○圧死」という記述。奇妙なほど「3」が重なる事件。それでもなぜ「花子さん」という名前になったのかまではわからず。けれど、とても見ていてワクワクする調査だった。

もうひとつの検証は『桃太郎』。桃太郎の実在を主張し、「発祥の地」を自称する場所は日本各地にあるが、それを言い出したのがみんな昭和5年に集中するという話がおもしろかった。いろいろなドキュメンタリーを観ても、日本における「昔から伝わること」「日本古来の伝統」などと言われることは大抵、明治~昭和初期にできた「新しい」伝統に過ぎないことが多い。

明日観たい番組:「マヂラブ×霜降り対談」後編など

『千原ジュニアの座王』(フジ)ウド鈴木、ハリウッドザコシショウ、西田幸治、秋山竜次、山本博、岩部彰、友近、R藤本、村上健志、見取り図。

『マツコの知らない世界』(TBS)「ご当地野菜の世界」「鯉のぼりの世界」。

『ロンドンハーツ』(テレ朝)「売れっ子格付け」。

『霜降りバラエティー』(テレ朝)「マヂラブ×霜降り対談」後編。

『イグナッツ!!』(テレ朝)「あの現象名前つけちゃわね~」。

『ぼる塾の煩悩ごはん』(テレ朝)に納言・薄幸。

『バナナサンド』(TBS)に木村佳乃。

『チマタの噺』(テレ東)に五木ひろし。

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    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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