麻雀をド忘れした齊藤京子「頭が少しアレなんですけど、いいところもあります(笑)」(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。

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『キョコロヒー』

ヒコロヒーと齊藤京子(日向坂46)がそれぞれ自分の好きなものを発表。

ヒコロヒーは「お酒・麻雀・映画」。これに齊藤が「麻雀ってどんなのでしたっけ? ビリヤードとは違いましたよね?」とまさかのひと言。ヒコロヒーは「緑のマットかな……?」と麻雀とビリヤードの共通点をなんとか絞り出す。ヒコロヒー「キミ、モノ知らんよね?」齊藤「頭が少しアレなんですけど、いいところもあります(笑)」。

そのあとも我が道を行く齊藤のトークに、ヒコロヒー「この仕事始めて、こんな姪っ子としゃべってるみたいな気持ちになったの初めて(笑)」。

やっぱりこのふたりの温度感と適度な距離感が心地よい。

“本編”のダンスコーナーには、日向坂のダンスの先生でもある世界的ダンサーのTAKAHIROがVTRで登場。「この方と接したら絶対にみんなが笑顔になる。がんばろうとか幸せな気分になれる。人生を考えさせられるような方」と齊藤。

TAKAHIROは「恋愛レボリューション21」のダンスを熱烈に解説。ついつい自分も実演してワイプに収まらない。さらに、途中からメンバーの疲労を心配しながら応援し始める。曲のラストには「疲れてる。大丈夫か、大丈夫か? いい揺れだー!」と。とてもいいキャラ。準レギュラーとかになりそう。

つづいてTAKAHIROは、FUJIWARA原西のギャグ「背骨を引っこ抜いたら立ってられへん」の動きをダンス的に解説。「くー、お手本かよ!」「教科書のような緊張と緩和」と絶賛。ヒコロヒー「VTRの作りがまだバラエティの比重大き過ぎ」。

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『大豆田とわ子と三人の元夫』

冒頭のナレーションから坂元裕二節全開。しかもその声が伊藤沙莉なもんだからもう最高でしかない。

3人の夫の一角に東京03角田がいるのもスゴい。そのまま東京03のコントでもやってほしいと思ってしまう設定。

そしてエンディングは、まさかの藤井健太郎プロデュースという最初から最後まで隙のないおもしろさだった。


『座王』

前回、準優勝だったぼる塾・はるかが今回も審査不能のゆるふわな雰囲気で旋風を巻き起こす。彼女は途中で敗れるも、田辺が戦う機会のないまま決勝進出しZAZYとの大喜利対決。

「引越し業者に転身した伝説のラッパーが仕事中につい韻を踏んでしまったことは?」というお題に「せんたっきー けんたっきーは 近所にないよー」と脱力した答えで審査員のくっきー!を陥落させ、見事まさかの初優勝。

『ガキの使い』

「浜田は気づいてくれるのか検証」の第2弾。

最初の仕かけは、月亭方正のアゴが伸びているというもの。みんなでテーブルゲームを遊んでいるが、浜田はなかなか気づかない。が、一瞬、方正を見て「ん?」となったときの表情がおもしろい。不思議そうにチラチラとアゴを見て「あの企画だ」と気づき、松本に身体を向け「オイ、またやってくれたな?」とすごむ浜田。松本「遅いぞ」浜田「そんなに見んぞ、顔!」。

ゲームが再開しても疑心暗鬼でキョロキョロまわりを見る浜田。やっぱりこの番組は浜田がイジられ側に回るとめちゃくちゃおもしろい。

明日観たい番組:『アメトーーク!』で「マンガ大好き芸人」など

『クセがスゴいネタGP』(フジ)アキナ、おいでやす小田&ゆりやんレトリィバァ、大村朋宏&晴空、COWCOW、後藤拓実、GAG、ジャルジャル、粗品、タイムマシーン3号、天竺鼠、友近、ネルソンズ、日谷ヒロノリ、武将様。

『アウト×デラックス』(フジ)に木下百花、高橋みなみ。

『アメトーーク!』(テレ朝)ケンドーコバヤシ、バカリズム、麒麟・川島、かまいたち、ジャングルポケット太田、広瀬アリスで「マンガ大好き芸人」。

『かまいガチ』(テレ朝)「ウルトラソウルショッピング」。

『オドぜひ』(日テレ)にトム・ブラウン。

『NEWニューヨーク』(テレ朝)「NEWアナザースカイ」。

玉木宏・主演『桜の塔』(テレ朝)スタート。


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  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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