志村けん「優香はいいよなぁ」とプライベートで何度も褒めていた(てれびのスキマ)


昨日観た番組、そこで得た気づきを綴る連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日更新中の“てれびのスキマ”によるテレビ鑑賞記録です。


『志村友達』

ついに大悟が「うれしいわ」「レギュラーになってほしい」という優香がゲスト出演。

おそらく僕の知る限り追悼番組などにも出ていなかったから、志村の死後、テレビで志村けんを語るのは初めてではないか。志村とは高校生時代に出会い、いわゆる“志村枠”では『Shimura-X天国』から『志村笑!』まで約15年レギュラーを務め、『バカ殿様』などを含めると約17年共演していたという優香。

大悟は「(志村さんは)優香さんのことはよう褒めてた、飲んでても。飲んだ数と同じだけ『優香はいいよなぁ』って言ってた。何回聞いたか」と明かす。

かつてのコントを観て、笑いながらも「なんだかわからない」感情になって涙を落とす優香「無理して笑ったっていうことがないですね。ホントに常に新鮮でいられたし、志村さんが楽しんでるんだろうなってこっちに伝わると、もっともっとってワクワクしてどんどん楽しくなっていく。志村さんを笑わせたい!みたいな気持ちが芽生えていく」。

『華丸大吉&千鳥のテッパンいただきます!』

無趣味な藤原竜也に芸人たちが趣味をプレゼン。さらば森田はモルックを。経験済みの千鳥が思っている以上に前のめりで楽しんでいるのがいい。藤原竜也も熱中していたもののひとりでやる趣味としては「興味なし」の判定。

CSで長らく怪談番組(『怪談のシーハナ聞かせてよ。』)のMCをしている狩野英孝は「実話怪談」をプレゼン。自ら怪談を実演してみると、「Fさんという……」という出だしで間違え中断。やり直すと「Hさんという方が……」と、イニシャルを間違えていたことが判明。

「それはいいだろ」などとツッコまれるも「実話ですから!」と引かない狩野。そんなちぐはぐな話っぷりに、大悟「狩野の怪談はめちゃくちゃおもしろい」。


『あちこちオードリー』

ゲストは引きつづき、蛍原徹とさらば青春の光。

蛍原が髪型をおかっぱにしたのは仕事がそれほどない32歳のころ、NODA・MAP(『カノン』)に出演したとき。野田秀樹からおかっぱにしてほしいと言われたそう。舞台が終われば戻そうと思っていたが、共演していた鈴木京香や唐沢寿明らからそのままのほうがいいと言われ継続。蛍原「やっぱ覚えやすいって大事」。

森田は「ディレクターさんたちが第七を好き過ぎる。少年たちを集め過ぎ。俺、今のテレビは『大ロリコン時代』って呼んでるんですけど」と現状を分析。

また、オードリーはもう安泰ではないかという話に若林は、そんなふうに思ったことはないと語る。「オードリーは芸人も作ってる側の人も絶対に大丈夫だと思ってる。一番危険なのは、みんな大丈夫だと思って誰かがやってくれるだろうって誰もやらないってのが怖い」と蛍原が含蓄のあることを語れば、森田が「(自分たちくらいの)危うさが必要。だから“もうひと不倫”、お願いします」と春日に言う。蛍原「何が起こるかわからんからね!」。春日「めちゃくちゃ説得力ありますね(笑)」。

蛍原は間違いなく宮迫のおかげでここまできた。けれど、その宮迫がいなくなってしまったとつづけ、若林や大吉にしても最初はじゃない方芸人と言われながらも実力でのしあがってきたが「俺はずっと“じゃない方”なんよ」と語る。

2週にわたって蛍原の達観とはまたひと味違う現状の受け止め方と、それを経た上での懐の深さが目立った。

「才能を褒めてほしい」という森田に「なんでそんなに評価されない?」と聞くと「最近言われてるのは『才能がかすむほど下品』」だと。一方、そのミステリアスな雰囲気で女性にモテている東ブクロに対し、若林「会うたびに、社会不適合者の目をちゃんとしてるよね(笑)」。

「ずっと“じゃない方”」「才能がかすむほど下品」「社会不適合者の目」という三者三様の形容がバッチリハマってた。

最後に番組から重大発表。水曜の23:06~23:55に枠移動するとのこと。

これで水曜は『有吉の壁』→『家、ついて行ってイイですか?』→『水曜日のダウンタウン』→『あちこちオードリー』というものすごい流れに。しかも23時台は、テレ朝の新番組『お笑い実力刃』やABEMA『チャンスの時間』が被ることに。大激戦区でうれしい悲鳴。

今日観たい番組:有吉の壁』2時間SPなど

『有吉の壁』(日テレ)2時間SP。「おもしろ横浜スタジアムの人選手権」「ブレイク芸人選手権」「ご本人登場選手権」「モノボケリサイクルショップ」。

『関ジャム』(テレ朝)「J-POP20年史 2000~2020プロが選んだ最強の名曲ベスト30」。

『バナナサンド』(TBS)にスピードワゴン。

『オモシロダブルス』(フジ)後半戦。

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  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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