四千頭身・後藤、『クセスゴ』の漫才で髪バッサリ「体を張るのは6.5世代だけではありません!」(てれびのスキマ)


昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、てれびのスキマによる2021年のテレビ鑑賞記録。


『千鳥のクセがスゴいGP』

この番組ではそれぞれピンネタを披露していた四千頭身が3人で『美容室』というタイトルで漫才。普通のネタかと思いきや、石橋がハサミで本当に後藤の髪を切り出す。これにノブは「どの番組に命かけてんねん!」とツッコミ。さらには都築がバリカンを持ち出し、後藤の前髪を刈り出す。大悟「なんで!?」。

楽屋にいるとき、後藤が「次のクセスゴで髪の毛切ろう」と言い出したそう。「体を張るのは6.5世代だけではありません! 我々もじゅうぶん、気合い入っております」と。大悟「髪切るのがお笑いではないけどな(笑)」。

個人的に大好きだったのは「『美女と野獣』を超えた」と、大悟も絶賛した空気階段のコント。魔女の呪いによって犬の姿になった王子が10年の月日ののち、人間の姿に戻るというもの。

が、その姿はヒゲ・小太りのブ男(もぐら)。泣いている姫(かたまり)に、ずっと犬のアゴの構造でしゃべっていたため舌ったらずなしゃべり方で、「笑っちゃうよね。呪いをかけられたときより、呪いを解かれてからのほうがツラいなんて」と言う王子。「でもキミのその戸惑いや悲しみ、そんな呪いは全部僕が解いてあげるからさ」。

『アメトーーク!』

「仲良し同居芸人」。せいやと同期で3年前くらいまで同居していたニッポンの社長ケツは、『アメトーーク!』初登場ということで“かかり”気味。最初の紹介のときに家賃のことについて聞かれ、「せいやの家賃は1万円やったんで……」と漏らす。すると「ケツ、お前。あとからそれ言うって、6回楽屋で打ち合わせしたやろ」とせいや。「ザキヤマさん倒そう、霜降り超えたる」と「戦闘モード」で挑むケツは、せいやがしゃべり出すと、一緒に立ち上がってしまう。せいや「今日、そんな回ちゃうで」。

11年前に3年間同居していた同期のチョコプラ松尾、シソンヌじろうと1年後輩のジャンポケ太田。同居を解消する際、松尾の企画で撮影したという「家族写真」がめちゃくちゃよかった。

現在も同居中のオズワルド伊藤と蛙亭・岩倉の話もことごとくいい。彼らに加えて森本サイダー、大鶴肥満の4人で同居している様子を撮影したVTR。やはり、大鶴肥満の存在に食いつくMC陣。が、今回は、カットされたのか残念ながら「まーごめ」はなし。同居中ならではのノリで爆笑している4人の姿に添えられたテロップは「おもしろくはないけど、平和な日常」。それに対し、「一番、おもしろいんだよ、こういうのが」と感慨深げにつぶやく太田。

そんなVTR明け、「会いたくなっちゃったなあって……」と伊藤。「家族(同居人)といるときだけはイヤなことも全部忘れられる。『M-1』も負けちゃうし……。5位で終わって家帰るとみんな待っててくれるじゃないですか。いや、もうこれ優勝してんじゃんって思って」と。『M-1』後の帰宅のシーンは『シンパイ賞!!』で観ていたから、その気持ちがよけいに伝わってくる。

だが、岩倉は「伊藤くんが一番はしゃいでて、『お金稼げるようになっても、それぞれひとり10万くらい出し合ってめっちゃいい家にみんなで住もうぜ』って言ってるんですけど、まだみんなそこまでは(気持ちが)追いついてない。自分ひとりで盛り上がってるだけなんで。正直、みんな伊藤くんに合わせてるというか……」と含み笑いを浮かべながら言う。伊藤「今日、僕どこ帰ればいいんですか……?」。

本当にみんな、いい関係性。今、シェアハウスをしている芸人は多いので、ほかの同居芸人の話もたくさん聞いてみたいなと思った。


今日観たい番組:『アナザースカイII』に神田伯山

『かりそめ天国』(テレ朝)「マツコ恐怖…あの話題沸騰“音声SNS”招待殺到!?」。

『脱力タイムズ』(フジ)はハナコ岡部大&北川景子。

『金スマ』(TBS)にマヂカルラブリー&「第1回輝く女大賞」。

『金曜日のソロたちへ』(NHK)はお天気キャスター&忍者アクター&作曲家。

『タモリ倶楽部』(テレ朝)、「ASMRで脳みそ絶頂!あつまれ!どうぶつの咀嚼音」。

『ジロジロ有吉』(TBS)に鬼越トマホーク。

『久保みねヒャダこじらせナイト』(フジ)にフワちゃん。

『アナザースカイII』(日テレ)は神田伯山。

『ドキュメント72時間』(NHK)、「“多国籍団地”のゆく年くる年」。

『A-Studio+』(TBS)に仲野太賀。

『直ちゃんは小学三年生』(テレ東)最終回。



  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2021年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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