昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、てれびのスキマによる2021年のテレビ鑑賞記録。
『充電させてもらえませんか?』
ゲストに香取慎吾。瀬戸内海の島々を巡りながら厳島神社を目指す旅。
出川が道を歩き、たまたま左の狭い路地のほうに目を向けるとそこに香取慎吾。「わっ、焦ったー!」「もうなんなんだ、この登場の仕方」「俺がたまたま左見たからよかったけど見てなかったらスルーして行っちゃうところだからね」。
その登場を撮り直すことになり、出川「この番組、テイク2とか絶対ダメだって言ったのにやったのがひとりだけいた。中居くん」「前も言ったな。やっぱ、似てるわ、SMAPって」。
やっぱりこの番組では香取慎吾のスター感がものすごい。彼に気づくとみんな一様にパッと表情が明るくなる。そして、大食い・早食いっぷりも驚異的。
『アノニマス』
香取慎吾、33年ぶりのテレ東ドラマ出演というのもさることながら、久々の地上波ドラマというのがうれしい。しかも、いわゆるキャラクター演技をする香取慎吾ではなく、クールで少し影のある役柄というのがいい。
こういう香取慎吾の演技は絶品で大好き。盟友である山本耕史がライバル的存在として登場する座組もいい。ふたりがやり合うシーンは胸アツだった。
そして、「友情出演」のキャイ~ンのふたりの登場にも顔がほころぶ。
『有田ジェネレーション』
第3回となる「敏腕マネージャー激推し芸人下克上ネタバトル」。
太田プロの納言を担当する吉村マネージャーが激推しするのは青色1号。ネタ終わり、ほかのふたりから、トガッていると告発を受ける上村。「人と仲よくするな」「そんなおもしろくないヤツとしゃべんな」と言っているとのこと。『ゴッドタン』でそのキャラで結果を出したばかりに「これでいいんだ」と思ってしまっていると。
それに対し「ボキャブラ時代はトガッてたから相方と言ってたよ。アニマル梯団としゃべるな。つまらないからって」と有田。
タイタンの爆笑問題、ダニエルズを担当する上原マネージャーが推すのがタカマッチ。リズムネタなのに、歌声は事前に録っており、それに合わせ口パクで演じる。口パクである必要性がまったくないのがスゴい。
「とんでもないの出してきましたねえ」と小峠。有田が「なぜ推してらっしゃるんでしょうか?」とマネージャーに尋ねると、「インパクト勝負」と解答。
なぜ口パクなのかを聞いても「録っておいたほうが安定感がある」「テレビを観たらアイドルもやっていた」と答えるタカマッチ。
そして、有田が下克上バトル挑戦者に選んだのは、本格派の青色1号ではなく「青色……タカマッチ」。
「終わりだこの番組!」と上村が言うと「ここでしか観られないんだもん!」と有田。仮屋「そうやって桐野さんを生んだんですよ!」。
今日観たい番組:アインシュタイン&インパルス板倉出演の『あちこちオードリー』など
『ロンドンハーツ』(テレ朝)は「Wドッキリ!芸人お悩み相談」第2弾。
『あちこちオードリー』(テレ東)にアインシュタイン&インパルス板倉。
『チマタの噺』(テレ東)にアンガールズ田中。
『志村友達』(フジ)に渡辺徹。
-
【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)
毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。
関連記事
-
-
天才コント師、最強ツッコミ…芸人たちが“究極の問い”に答える「理想の相方とは?」<『最強新コンビ決定戦 THE ゴールデンコンビ』特集>
Amazon Original『最強新コンビ決定戦 THEゴールデンコンビ』:PR -
「みんなで歌うとは?」大西亜玖璃と林鼓子が考える『ニジガク』のテーマと、『完結編 第1章』を観て感じたこと
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会『どこにいても君は君』:PR -
「まさか自分がその一員になるなんて」鬼頭明里と田中ちえ美が明かす『ラブライブ!シリーズ』への憧れと、ニジガク『完結編』への今の想い
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会『どこにいても君は君』:PR -
歌い手・吉乃が“否定”したかった言葉、「主導権は私にある」と語る理由
吉乃「ODD NUMBER」「なに笑ろとんねん」:PR