さんまは祝儀袋に言葉を添える。岡村に「アローンからアーロンへ」、山里に「頭の治療代」、陣内に「ハンカチ代」(てれびのスキマ)


昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、てれびのスキマによる2020年のテレビ鑑賞記録。


『アウト×デラックス』

開始30分ほどで、広瀬香美が「サンタが街にやってくる」を歌っているなか、明石家サンタがサプライズ登場。5分前のつもりが20分前に登場させられたというが、やる気満々で次から次へと話を切り出すさんまに、マツコ「絶対、5分のつもりじゃないでしょ!」。

さんまは結婚の祝儀袋に自己流の言葉を添えることはよく知られているが、山里には「頭の治療代」、陣内には「ハンカチ代」だったという。そして岡村へは「人生のホームラン王代 アローンからアーロンへ」。だが、岡村はメジャーリーガーのハンク・アーロンをよく知らずそっけなかったと矢部に文句を言うさんま。

ちなみに、さんまの祝儀袋の文言は個人的に採録しているのだけど、フットボールアワー後藤には「軍事費」、ナイナイ矢部「返金可」、あべこうじ「愛の工事費」、天野ひろゆき「天野弱(あまのじゃく)で代」、ジュニア「笑いの神舞いおり代」だった。

CM明け、自分からしゃべりだすさんまに、矢部が「僕から入るって言ったのに」と抗議すると「カメラが抜くからや! イカと同じ習性があってな、ターリーついたらしゃべってしまうクセがあんねん」。

矢部「提供(バック)の手拍子、誰が一番やってたかっていうとさんまさんですからね」、さんま「矢部はそういうところ手抜きすぎ。俺、提供バックでもいつも本意気やからね。お前とマツコや!」、マツコ「そんなことない。スポンサーさんは大好きよ!」。

その後はさんまがスタッフからの指令を受け、広瀬香美に「紅蓮華」を歌ってもらうように頼む流れに。だが広瀬は「できない」とキッパリ。これを繰り返し、結局、ミラクルひかるが歌うことになるカオス状態。

残り1分足らずになると、ダンスを披露しただけで話す機会を与えられなかった加藤諒に「不幸話」を振るさんま。戸惑う素振りを見せる加藤に「2分前にやるぞって言うたやろ!」「そんなところで時間とったらアカン!」と厳しく言い放つ。さすが『あっぱれさんま大先生』での先生と教え子の関係性。

『明石家サンタ』

かつてはレインボーブリッジが大渋滞でさんまが自転車で来ざるを得なかったが、今年は2台しか車が走っていなかったそう。街の映像もあまり光がなく暗く物哀しい。

ふたり目で「渡部建」ネタでオトす人があらわれると「今年は絶対このネタ出る」と「ハライチの澤部がラジオで予測してました」と言うさんま。(おそらく)『ハライチのターン』(TBSラジオ)まで聴いているのが恐ろしい。

2016年からつづくマツコ中継では、CM明けに1年毎に振り返っていき、最後のパートで今年の中継。だが、毎年泣きながらラーメンを貪っていた「やってこや」お台場店は2020年10月末をもって閉店したという貼り紙が。マツコが暗い街を歩く背中が映り「fin」の文字。切ない……。


有料配信『最初で最後のミュージカル KOUGU維新±0 ~聖夜ヲ廻ル大工陣~』

『有吉の壁』で正式に登場した「KOUGU維新」のメンバー(「出演者」に入っていなかった「ギア」や「とろ舟」も)はもちろん、『空気階段の踊り場』(TBSラジオ)で作られた鈴木もぐら扮する“もぐもぐ鈴木”による「インパクト」や、宮下草薙・宮下扮する“みやじん”による新キャラ「チェンソー」(思いの外、ハマってる!)、パロディキャラであるBUNGU維新の「消しゴム」(パンサー尾形)らまで総出演。

ナレーションも、EXITのオンラインLIVE内ミュージカル『KOUGU維新 祇園編』に登場した「ボックスドライバ」(りんたろー。)、「カッター」(兼近)が担当する豪華布陣。特有の空気をしっかり再現していたりもして、ひたすら楽しい。DVDは出そうな予感があるけど、即刻、CDもリリースしてほしい。

『夜の巷を徘徊しない』

富津観光大使の保田圭とマツコが、富津出身の政治家・浜田幸一に関する「ハマコークイズ」で対戦。「ハマコーあだ名クイズ」「ハマコー名言クイズ」「ハマコーソングクイズ」「ハマコー賭博クイズ」「ハマコー刺青クイズ」という、特に最後ふたつのジャンルのヒドさ!

ハマコーと親交があった作家の川添勤が解説を務め、「木更津のダニ」と呼ばれていた青年時代に「自転車のチェーンを首に巻いて街を闊歩していた」などの情報も。過去映像も強烈なものばかり。年金未納の話題で「ちゃんと払っていたか」を問われ、ハマコーは「20歳のときヤクザだったんだよ!」「いちいちそんなもの払ってるわけねえじゃねえか!」。

絶対に現在では許されない言動の数々。傍から見るぶんにはめちゃくちゃおもしろい。マツコ「毎週ハマコークイズでいいんじゃない?(笑)」。

今日観たい番組:「長州力の行動予測クイズ」など

『やりすぎ都市伝説』(テレ東)にアンガールズ田中、銀シャリ橋本、空気階段もぐら、島田秀平、ずん飯尾、武田鉄矢、とろサーモン久保田、マヂカルラブリー野田。

『金スマ』(TBS)は「今年色々あったよ人力舎芸人総勢43名大集合SP」。

『脱力タイムズ』(フジ)は陣内智則&窪田正孝。

『ジロジロ有吉SP』(TBS)は「長州力の行動予測クイズ」。

『ももクロちゃんと!』(テレ朝)にゆきぽよ。

『光秀のスマホ』(NHK)歳末の陣。

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    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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