岡村隆史、結婚報告。aikoがリスナーの思いを代弁してくれた(てれびのスキマ)


昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、てれびのスキマによる2020年のテレビ鑑賞記録。


ナイナイは未来を感じさせてくれる

『ナインティナインのオールナイトニッポン』

岡村隆史の結婚報告。なんと幸福感に満ちた放送だろう。そこに“ヘビーリスナー”のaikoがいるというのも、常にリスナーに寄り添ってきたことを象徴するかのようだった。aikoがうれしそうに質問しながら涙ぐんでいるのがリスナーの思いをすべて代弁していた。

まさか絶望的な4月からこんなことになろうとは。本当にナインティナインは未来に希望を感じさせてくれるコンビだなぁと改めて思った。

『QJWeb』では30周年を迎えたナインティナインの特集を掲載中。岡村隆史ソロインタビュー、ナイナイふたりでのインタビューなど公開中。

ナインティナインの30年
ナインティナインの30年

『プレバト!!』

レイザーラモンが出演。市川猿之助もいるなか、RGは当然、伊佐山部長の「詫びろ、詫びろ、詫びろっ!」などのものまねを事あるごとに挟み込む。RGは「俳句の才能査定ランキング」に参加。猿之助が2位に選ばれるが、それを上回り1位で唯一「才能アリ」と判定される。

「秋の電車」をテーマに詠んだ一句は「寝見過ごす 野山の錦に まず詫びろ」。

「『まず詫びろ』をどこに入れるかを考えた」というRGに、夏井いつきは「野山の錦」という使い方が難しい季語をうまく使っていることを評価。「言葉のバランス感覚に富んでいる人」と絶賛。

そういえば以前、歌人の俵万智が「言葉の使い方が素晴らしいアーティスト」として3位に桑田佳祐、2位に中島みゆきを選んだ上で1位にRGを挙げていたのを思い出した。「みんなが見たことのある名もない道端の小石に、名前をひとつずつつけている」と。RGあるある、言葉のプロに高評価されがち。

『アメトーーク!』

「もっと売れたい芸人」でリーダーの位置に座ったニューヨーク。「ネクストブレイク8年目」と自称する屋敷は、その原因を「ハネもスベリもせんかった」と分析。

「収録中が90分のサッカーの試合やとしたら、オンエアはサッカー番組のダイジェスト。鮮やかなゴールを決めたところか、めちゃくちゃケガしたところとかが流れるじゃないですか。オフサイドにならないように動いたところとかは一切使われない」と。

姉妹番組『ロンハー』の「M-1ファイナリスト企画」では結果を出せず、次の同様の企画には呼ばれず、『アメトーーク!』の「夏フェス行きたい芸人」で嶋佐が呼ばれ起死回生のチャンスだったにもかかわらず、「絶対爪あと残さな」という小籔のフリを活かせなかった。「約束と違うじゃん」「とんだ戦場じゃねえかって」と嘆き、4分半にわたるトークもややウケでカットされたことを「ロングトークボーイ」と自嘲する嶋佐もおもしろいが、この番組ではニューヨークを「できない」という立ち位置で扱うんだというのが興味深かった。

ザ・マミィ酒井はアルコールスプレーをかけ、すぐ水を飲むと「焼酎の香り」になるとか、「お師匠」である岡野陽一に教わったという、つまみがないときはいっぱい走ってかいた汗をつまみの代わりにするという独自過ぎるテクニックを紹介。

つい最近観た『水曜日のダウンタウン』でのあんどう鰐の、かかとの皮を炙って「スルメと一緒や」と酒を飲んでいた話を思い出した。破天荒芸人の系譜。

今日観たい番組:『ももクロちゃんと!』に蛙亭・岩倉

『アメトーーク!2時間SP』(テレ朝)は「嵐大好きおじさん」「ついついダラしなくなっちゃう芸人」。

『脱力タイムズ』(フジ)はずん飯尾和樹&松本穂香。

『タモリ倶楽部』(テレ朝)は「番組がうなぎと過ごした500日…本当に食べますか?食べませんか?」。

『A-Studio+』(TBS)に中村倫也。

『久保みねヒャダこじらせナイト』(フジ)に清水ミチコ。

北大路欣也&風間俊介の『記憶捜査2』(テレ東)、大石静脚本『恋する母たち』(TBS)スタート。

『ももクロちゃんと!』(テレ朝)に蛙亭・岩倉。



  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

    #【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ) の記事一覧


関連記事

この記事が掲載されているカテゴリ

てれびのスキマ

Written by

てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

QJWeb今月の執筆陣

酔いどれ燻し銀コラムが話題

お笑い芸人

薄幸(納言)

「金借り」哲学を説くピン芸人

お笑い芸人

岡野陽一

“ラジオ変態”の女子高生

タレント・女優

奥森皐月

ドイツ公共テレビプロデューサー

翻訳・通訳・よろず物書き業

マライ・メントライン

毎日更新「きのうのテレビ」

テレビっ子ライター

てれびのスキマ

7ORDER/FLATLAND

アーティスト・モデル

森⽥美勇⼈

ケモノバカ一代

ライター・書評家

豊崎由美

VTuber記事を連載中

道民ライター

たまごまご

ホフディランのボーカルであり、カレーマニア

ミュージシャン

小宮山雄飛

俳優の魅力に迫る「告白的男優論」

ライター、ノベライザー、映画批評家

相田冬二

お笑い・音楽・ドラマの「感想」連載

ブロガー

かんそう

若手コント職人

お笑い芸人

加賀 翔(かが屋)

『キングオブコント2021』ファイナリスト

お笑い芸人

林田洋平(ザ・マミィ)

2023年に解散予定

"楽器を持たないパンクバンド"

セントチヒロ・チッチ(BiSH)

ドラマやバラエティでも活躍する“げんじぶ”メンバー

ボーカルダンスグループ

長野凌大(原因は自分にある。)

「お笑いクイズランド」連載中

お笑い芸人

仲嶺 巧(三日月マンハッタン)

“永遠に中学生”エビ中メンバー

アイドル

中山莉子(私立恵比寿中学)
ふっとう茶☆そそぐ子ちゃん(ランジャタイ国崎和也)
竹中夏海
でか美ちゃん
藤津亮太