松本が常に“プレイヤー”だった『審査員長・松本人志』(てれびのスキマ)


昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、てれびのスキマによる2020年のテレビ鑑賞記録。


子供たちに対し「俺は知ってるヤツにかますのが得意やねん!」

『審査員長・松本人志』

オードリー若林がMCで、松本人志のほか、くっきー!、劇団ひとり、みちょぱらがパネラーという並び。松本「絶対、『水曜日のダウンタウン』のドッキリよね?」、若林「レギュラー狙ってる番組ですよ!」。

最初の“コンテスト”は絵本。照れずに読めば子供が必ず笑うということで、読み聞かせをすることに。最初に若林が読み手に指名したのが、まさかの松本。「ホンマに聞いてないからね」と困惑する松本に「松本さんにもシノギ削ってもらわないと」と若林。一度、子供たちがいる部屋に入るもすぐに戻ってきてしまう松本。「無理無理無理、俺のこと知らんねんもん。俺のこと知らんヤツに俺は無理やねん! 俺は知ってるヤツにかますのが得意やねん!」。

その後も松本は、「近未来テクノロジーコンテスト」でもすべての装置を体験。「審査員長」というよりも誰よりも「プレイヤー」なのが最高だった。「失禁体験装置」を体験した松本は「ごめんなさい、ごめんなさい! 出ちゃった。スタジオでおしっこしちゃった……!」。

『伯山カレンの反省だ!!』

前回ゲストに来たときもイジられまくってハネた島田秀平が早くも再登場。「前回、手相を見るっていうからめちゃめちゃ入念に準備してきたら、思うように1個もできなかった!」と最初からヒートアップする島田。「ちょっと声を小さく」というカレンに、島田は「声を張らないと自分でいられないの!」と叫ぶ。

今回はエネルギースポットの紹介。全然知らないふたりに「エネルギースポット8級」と島田が言うと「ハチキュウって何?」というリアクション。「ちょっと自分のセンス見せようとするとこうなっちゃう……」とうなだれる島田。

いざスポットの紹介を始めても、カレンはいつもどおり予想外のリアクションを見せる。これに島田は「今回の収録にあたって100通りくらいシミュレーションしたんですけど、その中に入ってない!」。とにかくふたりに翻弄される島田の返しがおもしろい。「芸人」島田秀平を堪能できる稀有な番組。

さらに伯山が島田自身の話を聞き出そうとすると、島田は「私、手相とか怪談とか出す側なんで、自分のエピソードトーク弱い」「俺、何もないんだよ。空っぽなんだよ、人間的に! この番組ぐらいよ、僕の個人的な話聞いてくれるの。誰も興味ないんだから!」。

『ゴッドタン』

「腐り芸人セラピー」にタイムマシーン3号。「腐り風」「集団腐り」などの言葉をまた作っていく岩井がおもしろい。「一般の方の笑いをたくさん取っていく」という戦略が間違いだったのかもと自己分析するタイムマシーン3号。「王道」は伝統をどれだけうまくやるかで、新しいことを取り入れない。それはお笑いにとってよくないと語る岩井は「あなたたちは伝統と一緒に死んだほうがいい」とバッサリ。

客と袖の芸人どちらも笑わせるのが理想だけど、それができない場合、芸人にナメられたくないと芸人を笑わすか、大衆ウケに徹するかを選ぶことになる。「(大衆ウケを)選んだとしたら絶対に売れないといけない。だって売れるために(信念を)曲げてるんだから」と板倉。「それなのに悩んでるんだったら……、死んだほうがいい(笑)」。

今日観たい番組:『半沢直樹』特別編など

『国民13万人がガチ投票!アニメソング総選挙』(テレ朝)放送。

『生放送!!半沢直樹の恩返し』(TBS)第8話放送延期につき特別編。出演は堺雅人、及川光博、片岡愛之助、児嶋一哉、香川照之。

『ガキの使い』(日テレ)は「くっきー!のハリウッドスターを探せ!」。

『関ジャム』(テレ朝)は「エレファントカシマシ宮本浩次」を特集。

『おしゃれイズム』(日テレ)にPerfume。

『おかべろ』(フジ)にミキ。



  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。
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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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