粗品と野田クリスタルの『ハルヒ』談議。もっと聞きたいアニメ好きふたりのトーク(てれびのスキマ)


昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、てれびのスキマによる2020年のテレビ鑑賞記録。


「エンドレスエイト」モチーフの番組を作ったこともある粗品

『霜降りバラエティ』、野田クリスタルとの対談。霜降り明星とマヂカルラブリーは共に動き回る漫才。せいやが「僕ら左右に動き回るのが個性やと思ってたんですけど、マヂカルラブリーさんも動くやないですか。うわ、これヤバいなあ」と思っていたと回想するように、お互いに意識し合っていたそう。野田は霜降りが優勝した2018年の『M-1』準決勝を振り返り「(会場が)揺れたよね。あの笑いの量、たとえれない。びっくりした」。

野田と粗品は共にアニメ好き。「俺が一番影響受けて好きなのが『涼宮ハルヒの憂鬱』。俺のすべての始まり」と言う野田に、深くうなずく粗品は「(よくドラムの描写が褒められるが)ベースがめちゃくちゃリアル! 弦の揺れをとても! 緻密に表現してる」と絶賛。野田が「エンドレスエイト」の話を始めると「(粗品から)何回も聞きました」とせいや。粗品は『R-1』優勝特典の番組でも「エンドレスエイト」をモチーフにした企画を作ったほど。ふたりのアニメ談義はもっと聞いてみたい。

『ゴッドタン』、ある設問にコンビの回答が一致すると「正解」となる「コンビ愛確かめ選手権」にキングコング、ぺこぱ、空気階段。「コンビがもっとも熱くなった瞬間」に水川かたまりは「5年前、靖国通りのドトール」と回答。当時、鈴木もぐらは何日も風呂に入っていなかったため「これで風呂に行ってこい」と1000円を渡したそう。だが、もぐらはそれをスロットに使ってしまう。

遅刻などもヒドく、我慢できなくなったかたまりは「解散しよう」と提案。「心入れ替えてがんばるから」と反省したもぐらは「俺とお前が力を合わせたら絶対に売れるから」と解散を踏み留まるよう説得。この言葉にかたまりは「僕、それで泣いちゃって。『信じていいの?』って」。このエピソードを「あの日ね……」と記憶がおぼろげな様子で聞くもぐら。「正解」でないのを確信しつつ、かたまりは「正直、これをもぐらが書かなくても、思い出してほしいなって」。そんなさなか、もぐらが突然、歯から出血。「(収録つづけて)問題ないです、いつものことなんで!」

もぐらの身体の不調はそれだけでなく「股関節の軟骨が削れ、激しい運動をすると激痛が走る」という。その対処としてはボルトを入れるのだが、その時期を迷っていると語る。「もっといいボルトができるかもよ」と劇団ひとりが言うと「考えたんですけど、新型のボルトができたときに、旧型の手術をやったせいで『あなた新型のボルトを入れられません』ってなったらどうしようって」ともぐら。コントのキャラのまんま。

『徹子の部屋』にフワちゃん。タピオカ好きという共通点から「うちら、ウマ合いそう!」と言うフワちゃんに、徹子は「フッフッフ」と困惑しつつ笑う。「お尻見してあげる!」と言って青いパンツを見せれば「あら、かわいい」と応じつつ「昔はテレビにお尻出したりしたらいけなかったのよ」と諭し、「私のお尻は青いから大丈夫!」と言えば「それはあなたが言ってることであってね、みんながどう思うかは別よ」と苦笑い。終始、ほぼタメ口で果敢に入っていこうとするフワちゃんに一定の距離を保つ徹子、それをこじ開けていくフワちゃんという構図がとてもスリリングでおもしろかった。

そんななかで、フワちゃんが小3のときに読んで「人生の本」になったという『窓ぎわのトットちゃん』。バイトを15回もクビになって、ずっと「悪い子」扱いだったが、この本の「君は、本当はいい子なんだよ」という校長先生の言葉を胸にやってきたと。「でも、小学1年生で退学になるなんてすごいね!」というフワちゃんに徹子「上には上がいるもんです」。

今日観たい番組:『ガキ使』「夜の口パクヒットスタジオ」、『しくじり先生』に広瀬香美など

『ガキの使い』(日テレ)は「夜の口パクヒットスタジオ」第7弾。

『しくじり先生』2時間SP(テレ朝)に広瀬香美、武田真治。

『お笑いG7サミット』(日テレ)放送。

『おかべろ』(フジ)に土屋アンナ。


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  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。
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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。