ブラマヨ吉田と小杉のシビれる関係性。すべては「看板になれる漫才師」になるために(てれびのスキマ)


昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、てれびのスキマによる2020年のテレビ鑑賞記録。


ブラマヨとやすとも、めちゃくちゃ濃い漫才師同士の対話

『YOUは何しに日本へ?』は、『探偵!ナイトスクープ』大好きYOUたちのその後。現在は大学生で同棲しているふたり。新しい家族ができたとネコを紹介。よく鳴く(泣く)から「局長」と命名したと。新局長については「顔が硬いよね。ちょっと怖いわ」。

『しゃべくり007』に四千頭身。「恋バナ」をしたいという後藤と都築に、上田「お前らの恋バナとか興味ないわって言ってたけど、なぜかテンション上がってる俺がいる(笑)」。どんどん恋バナに夢中になっていくおじさんたちに対し、我関せずで恋愛に興味のない童貞(ただし、上からアドバイスはする)の石橋。

『かみひとえ』。提示された10個のキーワードから抽選で3つ選び、既存のネタに盛り込む「かみひとえ漫才選手権」にトレンディエンジェル・とろサーモン・ナイツ・ミルクボーイ・ U字工事・四千頭身の6組が挑戦。違和感なく当然のように入れていくナイツ、地上派ギリギリのネタをかけるとろサーモン。中でもスゴかったのはミルクボーイ。選ばれた3つだけでなく、10個全部を入れる「行ったり来たり漫才」を披露。「おかん」シリーズの前にやっていた形式だと。大吉「よく去年まで見つからなかったね」。

3カ月ぶりの漫才だというトレンディエンジェル。久々のネタ番組ということで新ネタを用意してきたそう。途中、『鬼滅の刃』の話題からLiSAとリサ・ステッグマイヤーを間違う斎藤のボケに「LiSA知ってる人はリサ・ステッグマイヤーさんをあんまり知らないし、リサ・ステッグマイヤー知ってる人はあんまりLiSAを知らないから、誰も笑わないボケ」とたかしがツッコむ。ネタ後のトークで斎藤「思ったとおり誰も笑わなかったから、ホントに間の球を投げたんだって。正確な真ん中に投げましたよ!」。

TVerで『やすとものいたって真剣です』、ゲストはブラックマヨネーズ。めちゃくちゃ濃い漫才師同士の対話。ブラマヨ、やすとも、それぞれの漫才論は極上。

そんな中で特に印象的だったのは、現在の仕事に対するスタンスの話。ブラマヨ吉田は子供が3歳くらいのころ、レギュラーが10本くらいあり、子供の成長をほとんど見ることができなかったという。ある日、子供がやたら自分に甘えてくるので、あとで奥さんに理由を聞いたら、その日は父兄参観で、父親が来ていなかったのは自分だけだったと知って泣いたそう。そこから考え方が変わったと。

「劇場で看板になれるような漫才師になる」という目標は小杉も吉田も一緒。だが「ブラックマヨネーズを知ってもらい、劇場でホンモノが見られると思ってもらうために」テレビにたくさん出ている小杉と、「無名のまま出ていっても一番ウケる」ために漫才の質を高めていきたい吉田。そんな意見の違いの中でも互いの家族を尊重しながら折り合いをつけてやっているふたりにシビれる。

今日観たい番組:『テレビ千鳥』でロッチ中岡らの「心に響く言葉選手権」など

吉川晃司主演の『探偵・由利麟太郎』(フジ)スタート。

『テレビ千鳥』(テレ朝)は「心に響く言葉選手権」。ゲストはロッチ中岡、麒麟・川島、かまいたち山内、三四郎・小宮。審査員として又吉。

『あちこちオードリー』(テレ東)にかまいたち、『チマタの噺』(テレ東)に千原ジュニア、『石橋、薪を焚べる』(フジ)に博多華丸。


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  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。
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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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