バイきんぐ小峠、『キングオブコント』優勝して8年間自炊なし。ウーバーイーツの容器に飽きる(てれびのスキマ)


昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、てれびのスキマによる2020年のテレビ鑑賞記録。

マツコ「あたしたち、もうテレビ出ないほうがいいよ」、有吉「でも嘘ついて出てるヤツよりよっぽどいいよ」

『かりそめ天国』。「あたし、ブラピで止まってる」(マツコ)、「女性でいうと誰で止まってるかなぁ、キャメロン・ディアスだ」(有吉)、「黒人でいうとウーピー・ゴールドバーグで止まってる」(マツコ)というようにハリウッド俳優の名前が出てこない話。自分もまったく一緒なので共感しながら観た。ひとりも名前が出てこず「あたしたち、もうテレビ出ないほうがいいよ」と嘆くマツコに、有吉「でも嘘ついて出てるヤツよりよっぽどいいよ」。

かつて寿司屋でバイトをしていた有吉。いなり用には20g、握り用には30g、ひと掴みでできるようになったという有吉にマツコ「あんた、なんかやるとちゃんとやるね!」。

『ダウンタウンなう』リモート飲み会形式の収録。ゲストのバイきんぐ小峠はリモートでの出演が多い芸人のひとり。その理由を「リモートはハゲ映えるらしいですね。画力的なもので。ハゲは目いっちゃうらしいですね」と語る。確かに真っ先にリモートで笑いを取っていたのは、『ヒルナンデス』でだだっ広いところにポツンといた小峠だった記憶がある。

小峠は『キングオブコント』優勝以来、8年間1回も自炊しておらず、この期間、毎日のようにウーバーイーツ。その「容器に飽きて」、ついに8年ぶりに自炊したそう。

『タモリ倶楽部』、番組でタモリが見せた即興料理特集。経験に裏打ちされたアイデアでとにかく簡単に作るのが見事。先述の『かりそめ天国』で有吉が「料理って習うのもいいけどさ、自分で見つけていきたいんだよね。なんとなく見たことあるじゃない? その点と点が線につながるところがいい。『おお、これか!』って」と言ってたけど、まさにタモリはそうやっていろんな自分流のレシピを開発してきたんじゃないかと思った。

『志村友達』、川上麻衣子がゲスト。志村と一緒に海外に旅行したときのことを述懐し、「(志村は)変な人が通ると必ず真似してましたもん。電車とか乗って変な人が入ってきたら、スッと隣座ってずーっと真似してた。すぐ特徴を掴んで」。

Huluで『たりないふたり』完全版を。よくここから30分弱に編集したものだと改めて感心してしまう。井森美幸の「ピュアがスゴい」話、「俺たちは古いって言われなきゃいけない」などなど見どころ満載。

今日観たい番組:『千鳥のクセがスゴいネタGP』、『すべらない話ザ・ベスト』、坂元裕二リモートドラマなど盛りだくさん

今日は特に盛りだくさん。

『あらびき団レジェンド祭!』(TBS)がまさかのお昼過ぎに放送(記事公開のころには終わっているけど)。

『脱力タイムズ』チームが制作するネタ番組『千鳥のクセがスゴいネタGP』(フジ)。その直後には『人志松本のすべらない話ザ・ベスト』

坂元裕二脚本のリモートドラマ『Living』(NHK)、第1話は広瀬アリス・すず姉妹、第2話は永山瑛太・絢斗兄弟の共演。また、その少し後には大阪発リモートドラマ『ホーム・ノット・アローン』が全国放送(ちなみに夕方にはやはりリモートドラマの『今だから、新作ドラマ作ってみました』の再放送も)。

『浦和から持ってきて!』(テレ東)、今回は『ハイパーハードボイルドグルメリポート』の上出Pセレクト。

『ゴッドタン』(テレ東)はハライチ岩井、インパルス板倉、ノブコブ徳井による「腐り芸人カルタ」。

『有吉反省会』(日テレ)に、特撮界隈で「斬鬼さん」として人気の松田賢二。

『アベマの時間』(テレ朝)は「EXIT×報道リアリティーショー#アベプラ」を地上波放送。


  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。
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