2022年4月1日に創業110周年を迎えた吉本興業がその締め括りとして、2023年4月1日に全国の13劇場+1拠点にて『特別公演 お客様に感謝の日』を開催した。
COWCOW、インドネシアでのCMギャラが……
日頃の感謝を込めて行われた本公演は110周年にちなみ110円にて開催。全国の13劇場+1拠点にて全39公演が行われ、356組644人が出演、約12,900人の観客が来場した。ルミネtheよしもとの1回目公演終了後には囲み取材が行われ、木村祐一、COWCOW、ニューヨークが登壇した。
屋敷裕政は「110円だからかわからないですけど(いつもより)温かい感じはしました。正直、こっちも110円なんでスベってもしゃーないなと気楽にできたし、お客さんも気楽に観れてて、すごい楽しくできたかなと思います」と公演について振り返る。
ルミネtheよしもとでは1日で全4公演が行われ、嶋佐和也は「香盤表を見て、吉本の芸人こんなにすごい人たちがいっぱいいるんだって改めて思いました」と語るが、「110円なんで全員にギャラが払えるのか心配です」とコメント。さらに、いつもよりケータリングが充実してたそうで「これがギャラの代わりなんじゃないかなと思った(笑)」と話した。

また、“感謝の日”にちなんで「感謝していることは?」という質問が。2月に還暦を迎えたという木村は「サプライズで妻と後輩40人くらいがお祝いをしてくれたんですよ。フットボールアワーの後藤(輝基)にヴェルサーチの赤のガウンを着せられて、(千原)ジュニアにマフラー巻かれて、(宮川)大輔に赤い眼鏡かけさせられて朝青龍みたいになってしまいました。うれしいというか、涙ぐんでしまいましたね」と後輩たちとの思い出を挙げる。

一方、多田健二は「TikTokをやってまして。そこでインドネシア語でオリジナル音源を出したら、インドネシアの大手銀行のCMソングに選ばれました。1年間の契約更新も決まったので、インドネシアでも110円公演やりたいですね」と、他国で応援してくれている人への感謝を語る。しかし、その契約料について「最初は4500万ルピアと言われたんで、すげーもらえる!と思ったんですけど、日本円だと36万円だった」と明かし、笑いを誘った。
最後は、善しが「今日は110円で来れたということですが、普段は2,000、4,000円っていう値段でやってますので、もちろんその値段で来るのも、あたりまえ!」と『あたりまえ体操』にちなんだコメントで取材会を締め括った。

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