爆笑問題・太田光からのメッセージが到着「日本人がどう変わったのかを感じさせてくれる」。半世紀を経て蘇った問題作『日の丸』

2023.1.25
街頭インタビューを試みる監督の佐井大紀 (c)TBSテレビ

文・編集=QJWeb編集部


映画『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』が2月24日より公開になるのを記念して、TBS DOCSチェアマンを務める爆笑問題・太田光のメッセージ映像が解禁された。

TBSドキュメンタリー史上「最大の問題作」が半世紀ぶりに蘇る

1967年に放送され、放送直後から抗議が殺到。閣議でも偏向番組、日の丸への侮辱として問題視され、郵政省がTBSを調査するに至った、街頭インタビューのみで構成された番組『日の丸』。

寺山修司が構成を担当し、TBSドキュメンタリー史上「最大の問題作」と呼ばれたこの作品が映画『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』として約半世紀の時を経て蘇り、2月24日より角川シネマ有楽町、ユーロスペース、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開されることに。

1967年版の『日の丸』では、街ゆく人々に「日の丸の赤は何を意味していますか?」「あなたに外国人の友達はいますか?」「もし戦争になったらその人と戦えますか?」といった挑発的な質問を、次々とインタビューしていく様子が映し出されていた。

このたび公開になる『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』の監督を務めるのは、TBSのドラマ制作部に所属する弱冠28歳の佐井大紀。彼は1967年と2022年のふたつの時代を対比させることによって「日本」や「日本人」の姿を浮かび上がらせようと、自ら街頭に立った。

街頭インタビューを試みる監督の佐井大紀 (c)TBSテレビ
街頭インタビューを試みる監督の佐井大紀 (c)TBSテレビ

爆笑問題・太田光が語る『日の丸』

「DOCS」はドキュメンタリー映画を発表しつづけているTBSの新ブランドで、“DOCUMENTARY FILMS”の略称。2021年からドキュメンタリー作品だけの映画祭「TBSドキュメンタリー映画祭」を開催している。

そんな「TBS DOCS」のチェアマンを務める爆笑問題の太田光が、『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』を観た感想や、作品から感じ取ったことを話すメッセージ映像が解禁された。

この映像で太田は、1967年版の『日の丸』について「テレビが変わろうとしていた時代のキッカケになったような番組」と評し、「どう表現するかというのは、テレビマンとしていろいろ考えていたんだろうと思うと、その時代のことは、すごく興味があるので、それを今やってみてどうなるか」とコメント。

さらに『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』を観た感想を、「とにかくアポなしで、(一般の人に)パッと質問を矢継ぎ早にぶつける映像を観るだけでも興味深い。寺山さんが考えていた問題定義とは、いったいどこなんだろう」と述べた。

「あなたにとって日の丸とは何か?という質問を過去と未来の日本人に問いつづけ、そして日本人がどう変わったのか、あるいは変わってないのか、ということを感じさせてくれる映画となっております」

こう締め括られた太田によるメッセージ映像。多くの人にとって普段は意識することが少ない「日の丸」について、この作品が考えるきっかけを与えてくれるはずだ。

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