コント日本一を決める『キングオブコント』の2021年度大会のエントリーがスタート。出場を表明した人気お笑い芸人たちが、意気込みを述べている。
ルール変更で即席ユニットでの参加が可能に
『キングオブコント』は2008年にスタートした、コント日本一を決めるお笑いコンテスト。これまで東京03、ロバート、バイきんぐ、シソンヌ、かまいたち、ハナコなどが優勝して、売れっ子芸人となるきっかけを掴んできた。今大会の大きな変化は、即席ユニットでの参加が認められるようになったことだ。これによりピン芸人同士のコンビやトリオ、ユニット同士の合体でも出場可能となった。
今大会で最も注目が集まるコンビのひとつが、『R-1ぐらんぷり2020』と『M-1グランプリ2020』を制し、お笑いのグランドスラム3冠を目指すマヂカルラブリー野田だ。野田は、
「そもそも僕はTBS出身みたいなもので、『学校へ行こう!』の“お笑いインターハイ”で優勝していますから既に3冠です。これで4冠です。M-1ではコントをやらせていただきましたので、キングオブコントでは漫才をやろうかなと(笑)。欲しいです!この冠が」
と述べ、ライバルについては、
「まだ参加表明していないですけれど、同じ2冠を獲っている霜降り明星。なんか、最近コントも劇場でかけてるみたいで、キングオブコントに出るか聞いたら粗品がはぐらかすんですよ。出るって言え~!」
と、火花を散らした。また、昨年の『M-1グランプリ2020』で、ピン芸人同士のユニットとして大会史上初めて決勝に進出した「おいでやすこが」も参戦を表明。おいでやす小田は、
「そもそも、僕はゆりやんと組んで、毎年キングオブコントに無理やり出ようとしていたんですよ。でも、即席ユニットはダメって結構厳しく断られるから、もうアホなふりしてエントリー用紙書いて出したんですよ。そしたら、バツされて返ってきました。昔はホントにめちゃめちゃ厳しかった。だからこそ、今回のルール改正で出られるのはめちゃくちゃうれしいです」
と、喜びを語った。『キングオブコント』のエントリー期間は5月14日(金)~6月30日(水)。1回戦は6月17日(木)よりスタートする。
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