ホラー作家の梨×株式会社闇×大森時生（テレビ東京）が手がけ、7万人を動員する大ヒットとなった展覧会『行方不明展』の書籍化が決定。“行方不明”をテーマに作られた、さまざまな架空の“痕跡”、全52件を完全収録している。※書籍に収録されている展示品はすべててフィクションです。

「行方不明になりたい」と、切実に願った人の前にのみ現れる、「異世界への扉」

「QJストア」では、「ある男性が残したボイスメッセージ」の音声ダウンロードQRコード付きの限定版で予約受付が開始。数量限定での梨氏直筆サイン本も発売予定。

また、2024年12月22日（日）の夜には、ジュンク堂書店池袋本店9階イベントスペースにて『行方不明展』（太田出版）と『つねにすでに』（ひろのぶと株式会社）合同刊行記念トークイベントが開催決定。

スペシャルゲストも登壇予定のほか、梨氏サイン本付き配信チケットの販売や、サイン会を実施予定となっている。イベント詳細は、ジュンク堂書店池袋本店のWEBサイトにて後日発表予定。

読み進めていくと行方不明者には何か共通点があることに気づいてしまう。
もしかしたら僕らが「おいていかれた」のかもしれない

麒麟 川島明（お笑い芸人）

行方不明、と書いてみる。
どうかそれがあなたにとって望みどおりの形で整っていますように

高瀬隼子（小説家）

『行方不明展』収録内容（予定）

▼ごあいさつ
▼『行方不明展』開催によせて／品田遊
▼行方不明展
・“身元不明”一「ひと」の行方不明 
・“所在不明”一「場所」の行方不明
・“出所不明”一「もの」の行方不明
・“真偽不明”一「記憶」の行方不明
▼行方不明がインストールされる／高瀬隼子

著者プロフィール

梨
（なし）怪談作家。幼少期に『八尺様』を目にし、ネット怪談に目覚める。2021年にnoteで発表した『瘤談』が話題に。2022年にはマンガ『コワい話は≠くだけで。』（KADOKAWA）の原作を担当し、初著『かわいそ笑』（イースト・プレス）を刊行。各分野で活躍中。

株式会社 闇
ホラー×テクノロジー「ホラテク」で、新しい恐怖体験を作り出すホラーカンパニー。「怖いは楽しい」で“世界中の好奇心を満たす”をミッションとして、お化け屋敷などさまざまな場所でホラーをプロデュースする。

大森時生
（おおもり・ときお）1995年生まれ。2019年にテレビ東京へ入社。『Aマッソのがんばれ奥様ッソ！』『Raiken Nippon Hair』『このテープもってないですか？』『SIX HACK』『祓除』『イシナガキクエを探しています（TXQ FICTION）』を担当。Aマッソライブ『滑稽』でも企画・演出を務めた。2023年「世界を変える30歳未満 Forbes JAPAN 30 UNDER 30」に選出された。