THE RAMPAGE武知海青プロレスデビュー戦で勝利!「皆さんのパワーが、僕らのパワーになった」

2024.2.28

文・編集=QJWeb編集部


DDTプロレスが2月25日、東京・後楽園ホールで『Into The Fight 2024』を開催した。16人組ダンス&ボーカルグループ・THE RAMPAGE武知海青が鮮烈なプロレスデビュー戦を白星で飾った。

「またプロレスをやりたいという思いが強く」

今大会の前売り券は武知のプロレス参戦が決まると、早々に完売。急きょ追加席を販売したが、それもあっという間にソールドアウトし、大きな注目を集めた。大会当日は立錐の余地もない超満員札止め(1,600人=主催者発表)のファンが詰めかけた。

武知は自身がタッグ結成を希望した上野勇希、そして勝俣瞬馬をパートナーに、遠藤哲哉、岡谷英樹、正田壮史との同世代対決が実現。最初にリングに足を踏み入れた武知は正田とロックアップ。

エルボーを叩き込むと、上野も真っ青の打点の高いドロップキックを放ち、上野、勝俣との連係技もこなす。遠藤がボディスラムから、腕をつかんだままの起き上がりこぼしチョップを繰り出すも武知は耐える。“武闘派”の岡谷は頭を踏んづけるなど手荒い攻め。岡谷はエプロンの武知にエルボー連打も、武知はエルボーで返し、ランニング・エルボーバット一閃。さらに武知は遠藤にコーナーからの飛びつきフランケンシュタイナー、ダイビング・ボディアタックを華麗に見舞い、正田にはフルネルソンバスターを繰り出す。武知は正田とエルボー合戦からドロップキックを叩き込むと、上野が岡谷にBMEを決めて3カウントを奪取した。

自軍を勝利に導いた武知は「プロレス、最高だな!」と絶叫。

「会場に来てくださる皆さんだったり、応援してくださる皆さんのパワーが、僕らのパワーになって、クオリティーが上がったり、もっといい技を出してやろうとかなりました。まだ出してない技、出せてない技がたくさんありますので、今後また挑戦する機会があったら、また3人でもそうですし、赤髪(岡谷)に突き飛ばされたので、あのガキにもう一発だけ、やり返してあげたい。素晴らしい選手がたくさんいたと思います。DDTファンもそうですし、プロレスという世界でもそうですし、たくさんの素晴らしい世界が待っています。興味が湧いた方は、DDTさんの応援をよろしくお願いします」とマイク

最後は上野の音頭による「ありがとう!」で歴史的な試合を締めくくった。

試合を終えた武知はバックステージで「やっぱりチームの皆さんに助けられて、ひとりじゃ絶対乗り越えられなかったんで。助けていただきながら、自分の出せる精いっぱいの力を振り絞りながら、勝利の2文字に向かっていったんですけど。勝ったんで、そういう喜びが出せてるんですけど、すごく楽しかったなって。またプロレスやりたいという思いが強くなりました」と継続参戦に意欲を見せていた。

さらに今回生配信のゲスト解説を務めた、武知の後輩であるBALLISTIK BOYZの松井利樹は、ひとりのプロレスファンとして武知の試合を見守り「もう泣きそうでした。まじでかっこよかったです」と想いを伝えた。

対戦相手を務めた遠藤は「プロレスファンの応援もすごいんですけど、RAMPAGEファンの応援の力もそこに加わって、さらにエンタテインメントの可能性を感じました。武知選手、練習してるのが試合して見て伝わった。エルボーとかも的確に打ってきて。我々のチームは負けてプロレスの悔しさを味わいました。勝ってプロレスの楽しさを味わったと思うんですけど、まだ自力勝利挙げてないんで。もっと欲を出していただいて、まだまだ継続的に参戦していただきたいと思います」と武知を評価。ケンカ腰でやり合った岡谷は「いい根性してんじゃねぇか。アンタの覚悟、伝わってきたよ。いつでも相手してやる」と吐き捨てた。

武知海青(THE RAMPAGE)コメント

プロレスという新たな扉を開いて感じた事は【沢山の方に希望や勇気を届けたい】という思いでした。自分が諦めない姿、チャレンジする姿でひとりでも多くの方を救いたい。そう本気で思っています。

いつでも僕を頼って欲しいし、僕も皆さんの力になれるように今後も負けずに頑張っていきたいと思います。 

松井利樹(BALLISTIK BOYZ)コメント

本日、ゲスト解説に初めて参加させていただきました。BALLISTIK BOYZの松井利樹です。まさか、自分が後楽園の実況席に座る日が来るなんて、思ってもいなかったので本当に幸せな一日でした。

そして、なんと言っても海青さんのデビュー戦を、いちプロレスファンとして目の前で見届けれたことうれしく思います!

タッグを組まれていた、上野勇希選手・勝俣瞬馬選手とのチームワーク、一つひとつの動きに感動しましたし、心の底から楽しませてもらえた試合でした。

また、海青さんが今後試合をしていく機会があれば、直接見届けて行きたいなと思います!

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