清水尋也論──海馬を震わせる。清水尋也の、今そこにある残像

「告白的男優論」#18 清水尋也論

(c)2022『さがす』製作委員会
文=相田冬二 編集=森田真規


2014年公開の中島哲也監督作『渇き。』で注目を集め、『ちはやふる』シリーズ、『ミスミソウ』、『東京リベンジャーズ』など話題作への出演を重ね、昨年はNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』で個性的な気象予報士を演じたことでも記憶に新しい俳優、清水尋也。そんな彼の最新出演作『さがす』が1月21日に封切られた。 ライターの相田冬二は、「清水尋也は地震だ」と評する。俳優の奥底にある魅力に迫る連載「告白的男優論」の第18回、清水尋也論をお届けする。 清水尋也が出現すると、海馬が震える 海馬(かいば)は、脳にあり


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  • 映画『さがす』 (c)2022『さがす』製作委員会

    映画『さがす』(PG12)

    2022年1月21日(金)テアトル新宿ほか全国公開
    監督・脚本:片山慎三
    共同脚本:小寺和久、高田亮
    音楽:髙位妃楊子
    出演:佐藤二朗、伊東蒼、清水尋也、森田望智、石井正太朗、松岡依都美、成嶋瞳子、品川徹
    配給:アスミック・エース
    (c)2022『さがす』製作委員会

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相田冬二

(あいだ・とうじ)ライター、ノベライザー、映画批評家。2020年4月30日、Zoomトークイベント『相田冬二、映画×俳優を語る。』をスタート。国内の稀有な演じ手を毎回ひとりずつ取り上げ、縦横無尽に語っている。ジャズ的な即興による言葉のセッションは6時間以上に及ぶことも。2020年10月、著作『舞台上..

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