Z世代

「ゆとり世代」や「ミレニアル世代」のような「〇〇世代」という呼び方が存在しているが、「Z世代(ゼット世代)」とは、1990年後半から2000年代に生まれた若い世代を指す呼称。

【語源】
Z世代という言葉が生まれたのはアメリカからである。もともとアメリカでは、1960~70年代に生まれた人をX世代、通称「ジェネレーションX」と呼んでいた。その後、約10年単位で誕生する次世代をアルファベット順に呼び、ミレニアム世代であるY世代の次にZ世代が現れ、その「ジェネレーションZ」が日本国内に広まったのが「Z世代」である。

【特徴】
・物心がついたときからすでにデジタル技術が発達しており、インターネットやオンラインの世界に慣れ親しんでいる。WEB検索を巧みに使って情報収集をし、主なコミュニケーションはSNSで行うなど、ライフスタイルの中心にデジタル技術が存在している。

・マスメディア離れが顕著で、Z世代はテレビの視聴時間よりもYouTubeやSNS等のインターネット利用時間が多く、新聞やテレビといった媒体から離れてWEBメディアでの情報収集が当たり前になっている。

・Z世代は、SDGsに代表されるような環境問題への取り組みや、多様性に関する考え方に若いうちから触れていることや、東日本大震災などの災害にも接しており、そういった問題への関心が高い傾向がある。

Z世代
に関する記事一覧