大統領選挙での敗北をなかなか認めなかったドナルド・トランプ。1月7日(日本時間)、そんな彼の扇動を受けたトランプ支持者らが米議会議事堂を占拠し、警官隊と衝突。双方に死者を出す惨事となった。 『メディアの牢獄』(1982年)や『もしインターネットが世界を変えるとしたら』(1996年)などの著書を持つメディア論の先駆者として知られ、かつてニューヨークに居を構えていたメディア批評家の粉川哲夫。 「2016年の選挙の少し前から、ずっとトランプの動向を観察し」つづけてきたという彼は、この「トランプ劇場」の終焉をど
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