サンシェードテント あの中で酒が飲んでみたい
ニュースで、庭先やベランダにサンシェードテントを置き、子供たちの遊び場を作ってあげるのが流行っていると聞いたのも同じころ。その場で妻に「うちの娘用にも買ってあげようか?」と相談しつつ、無論胸の内では、「あの中で酒が飲んでみたい」と虎視眈々。
実際娘は数度使ったら飽きてしまい、今ではすっかり僕の飲みグッズのひとつに。欲を言えば、そうなるならばピンクじゃなくて緑色のを買えばよかったな〜。
イモノプレート 人生で焼いたステーキのなかで一番の仕上がり
近年のアウトドアでは、食材をただの分厚い鉄板で焼くのが流行っているそう。なんでも、厚い鉄板というのは一度火にかけて熱々にすると冷めにくく、たとえばぶ厚い肉を乗せても温度の変化が少ない。よって熱が均一に回り、旨味を逃さず柔らかく焼けるんだそうです。
なるほどーいいなーなんて思っていたところ、100均でなんとなく鉄板に近そうなこれを発見。値段は300円。試しに買って帰り、ステーキ肉を焼いてみたところ、特に火加減などに気を配ることもなく焼いただけなのに、人生で焼いたステーキのなかで一番の仕上がりに。鉄板の効果、本当だった!
陶板焼きプレート 自分の部屋でこっそり晩酌のつづきをしたい夜に
旅館などの夕食でたまに出てくる、陶器製で皿状のこのプレート。メリットとしては、熱の伝わり方が柔らかいので焦げにくく、食材がふっくらジューシーに焼き上がる。陶器製だからそのまま洗剤で洗えてお手入れ楽ちん。それから、油がはねない!
そこで、固形燃料をセットできる簡易コンロにこいつを乗せて、脂たっぷりの鴨とネギを焼いてみたところ、本当に油はねがない。意味はないけど、居間ではなく自分の部屋でこっそり晩酌のつづきをしたい夜などに大活躍しています。
ひとり用焚き火台 火を見ながら延々とお酒が飲める
「火が見たい」。これは、人間誰しもが根源的に持っている欲求のひとつじゃないでしょうか? ホームセンターでこれを発見し、その気持ちに文字どおり火が点いてしまった。
後日、火器の使用が可能な河原に持って行き、焚き火飲みをしてみたのですが、そりゃあもうたまらない。たたんでしまえば片手で楽々持てるようなサイズ感ながら、きちんと焚き火が楽しめるし、付属の網で食材を炙ったりもできる。
これを見ながら、延々お酒が飲めますね。
BARのネオン 自宅でいつでもBAR気分
通販サイトをぼーっと眺めていて見つけ、どうしても欲しくなって買ってしまったものの中で、今、一番自宅にある必要性がないもの。それがこの、ただ「BAR」とだけ書いてあるネオン。
USBに差し込むと、写真のように光る。ただそれだけなんですが、なんだか楽しい。
自室の本棚の一画に小さなバースペースを作り、部屋の照明を真っ暗にしてネオンをオン。本棚に顔を突っ込むくらいの勢いでお酒を飲めば、そこは完全なる「パーソナルバー」です。
以上、有益そうなタイトルに反して飛び道具ばっかりであんまり参考にならなかったでしょうが、僕的2020年家飲み向上アイテムベスト10でした。
今年も引きつづき、どんどん変なもん買って家飲みを向上させていくぞ〜!
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パリッコ『天国酒場』
本体1600円(税別)/184頁/四六判
ISBN 978-4-760151-48-6
発売日:2020年9月24日/発行:柏書房
「普段、何気なく過ごしていると見落としてしまう。だけど一歩入り口を入れば、そこには天国のような空間が広がっていて、夢心地に酔うことができる」――すなわち、川のほとりのパラダイス、江戸から続く老舗茶屋、山上の回転喫茶、動物園前の売店食堂、地下街の迷宮店、線路際に佇むおでん屋台などなど、「日常の隣にある非日常空間」を持つ酒のレガシー的名店、それが「天国酒場」だ。
普通の店では体験できない “絶景”をつまみに楽しむ酒の魅力を、気鋭の酒場ライターが語り尽くす、酒&食紀行極楽エッセイ。著者自ら現地に足を運んで撮影した写真を満載、読むだけでほろ酔い気分と夢見心地の旅気分が満喫できる一冊!関連リンク
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パリッコ『晩酌わくわく! アイデアレシピ』
本体1350円(税別)/184頁/四六判
ISBN 978-4-909483-71-3「若手飲酒シーンの旗手」が厳選、日々の晩酌をちょっと楽しくする面白レシピの数々!
ウェブメディアをはじめ、雑誌にテレビにと引っ張りだこ酒ライターが、長年にわたり探求してきたレシピから特に反響のあったもの、オススメできるものを集めた一冊。遊び心あふれる実験レシピに10分で作れる簡単おつまみ、自宅での定番メニューからオススメの調味料紹介まで、気軽に真似したくなるおもしろレシピを一挙紹介!関連リンク
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