芸人が持つ天才的なアイデア×地肩の勝利
YouTubeで露わになる芸人さんたちの天才的な企画力。それに持ち前のトーク力や芸が乗っかることで、ほかの人が真似できないコンテンツが仕上がっています。
■チョコレートプラネット チャンネル
チョコレートプラネットさんは、抜群の企画力とその新しい企画を悠々と乗りこなしてバズを生み出していく力が飛び抜けています。TT兄弟やMr.Parka jrなど、連続してヒットを飛ばす当て勘。YouTubeを観ていても、まずサムネイルとタイトルに惹かれて、実際観てみたらその期待以上におもしろい。
ほかの人がやってもそこまでおもしろくならないかもしれない企画が、おふたりだから成立しています。「いわくなしスポットを巡る」動画も大好きです。
■かまいたちチャンネル
芸人YouTubeの中には独自の企画で勝負する人も多いですが、かまいたちさんは、YouTubeで流行っているトレンドやムーブメントをうまく取り入れながらほかとは切り口を変えたネタに挑戦されています。
歌ってみたやMV再現動画がたくさんアップされていた「香水」についても、かまいたちさんのアプローチは「香水を歌わずに香水にまつわるエピソードを話す」というものでした。ほかとはまったく違う「香水」でミリオン再生いっているので、スゴいですね。
■ロバート公式チャンネル
ロバートさんが流行らせたい遊びやゲームを発信していくチャンネルなんですが、僕は「雰囲気ステラおばさん」の動画がとても好きです。「ステラおばさんのクッキー」的なフレーズを3人が順繰りに言い合うほのぼのとした企画で、その空気感もいいし、言い方とかワードにおもしろさがあって、ロバートさんのことをすごく好きになってしまいます。こんなシンプルな企画でもしっかりおもしろく跳ねる、トリオのスゴみを感じました。
■丸山礼チャンネル
丸山礼さんはSNSの感覚がずば抜けていて、フワちゃんやkemioさんと同じく20代以下の世代にも深く刺さる新しい価値観を搭載しているように思います。そうした感覚的なものに加えて、あるあるネタのパフォーマンス能力の高さも兼ね備えている。韓国系のネタは本当に好きなのが伝わってくるし、モッパン系(韓国発の、ご飯を食べながらする配信)の動画もトーク力や持ち前の明るさで魅せられる。YouTubeに適した天性の才能を持っていると思います。
■さらば青春の光Official Youtube Channel
あるYahoo!ニュースに対してついたコメントだけを聞いて、どんなニュースなのかを当てるイントロクイズ企画。さらば青春の光さんのチャンネルは、この並外れたアイデアがスゴいですよね。新しい切り口でどんどん動画をアップしているので、お笑いファンが熱狂するだけでなく、特別お笑いファンじゃなくても観たくなってしまうものが多いと思います。ネタやトーク力だけでなくこういった企画力も芸人さんに求められてくると思います。
■official令和ロマン【公式】
YouTubeは自分に最適化された、ピンポイントにおもしろいと思う動画がレコメンドされてきます。令和ロマンのチャンネルで、大喜利を愛し過ぎた男・ママタルト檜原がガチで大喜利のコツをレクチャーしてくれるこの動画は、YouTubeでしかできないコア過ぎる企画だけど、局地的に好きな人にはきっと刺さってしまう。
ネタをがんばる方向に加えてYouTubeを伸ばすという選択肢が増えて、トライアンドエラーの機会を自分で増やせるので、若手芸人たちにとっていいことだと思います。
- #2020best
- #あばれる君
- #アンジャッシュ
- #コロコロチキチキペッパーズ
- #とろサーモン
- #レインボー
- #丸山礼
- #令和ロマン
- #YouTube
- #お笑い芸人
- #中田敦彦
- #カジサック
- #宮迫博之
- #かまいたち
- #四千頭身
- #とんねるず
- #ジャルジャル
- #ロバート
- #チョコレートプラネット
- #さらば青春の光
- #ニューヨーク
関連記事
-
-
天才コント師、最強ツッコミ…芸人たちが“究極の問い”に答える「理想の相方とは?」<『最強新コンビ決定戦 THE ゴールデンコンビ』特集>
Amazon Original『最強新コンビ決定戦 THEゴールデンコンビ』:PR -
「みんなで歌うとは?」大西亜玖璃と林鼓子が考える『ニジガク』のテーマと、『完結編 第1章』を観て感じたこと
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会『どこにいても君は君』:PR -
「まさか自分がその一員になるなんて」鬼頭明里と田中ちえ美が明かす『ラブライブ!シリーズ』への憧れと、ニジガク『完結編』への今の想い
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会『どこにいても君は君』:PR -
歌い手・吉乃が“否定”したかった言葉、「主導権は私にある」と語る理由
吉乃「ODD NUMBER」「なに笑ろとんねん」:PR