私が『デイリーポータルZ』から学んだ大切なこと(tofubeats)

2020.7.10
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文=tofubeats 編集=森田真規


中学生のころから音楽制作をスタートさせ、29歳にして10年以上のキャリアを誇り、最近では資生堂「Za」のCMソングに起用されたラージャオとのコラボソング「Magic Mirror」を手がけたことも話題になった音楽プロデューサー・DJのtofubeats。

そんな彼が最近、老舗WEBサイト『デイリーポータルZ』でインタビューに答えたという。「今年させていただいた仕事の中でもうれしい仕事」というtofubeatsが、『デイリー』から学んだこととは――。


『デイリー』のくだらなさに、プライドを感じざるを得ない

右も左もコロナな日々は依然つづいておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか? tofubeatsです。九州地方を中心に甚大な被害をもたらした豪雨があったり、香港では国家安全維持法が施行されたり……気持ちがザワザワするニュースがあとを絶ちません。それこそ香港は数年前から一度行きたい場所だったので、このような状態になってしまって今後が不安です。そして香港が揺れている最中、東京では都知事選もあったり。自分は都内に引っ越してきてから初めて都民として投票に行ってきました。

前回同様こんな時期なのでどっちかといえば楽しいほうの話をしようと思うのですが、こんないろんな時事ネタがある中で自分的な大ニュースがこちらでした。

私が選んだデイリーポータルZベスト盤:tofubeatsさん」(『デイリーポータルZ』2020年6月15日)

インターネット界に身を置く人でしたら知らない人はいないであろう老舗WEBサイト『デイリーポータルZ』。こちらに読者代表としてお声がけいただき、こんな感じで出させていただいておりました。記事をお読みになればわかると思いますが、久々のオタク全開で早口具合が記事から伝わってきてしまっており、恥ずかしい限りです。そんな感じが出てしまうほど今年させていただいた仕事の中でもうれしい仕事でした。

『デイリー』は一見、コネタがつづくおもしろほんわかWEBサイトのような体(てい)をしているのですが、これを15年以上途切れずつづけているという意味では相当に気合いが入っており、この記事中でも話しているように彼らは「プロのアマチュア」。昨今のコロナ禍においても「窓から車に乗る」みたいなコロナのコの字も感じない記事を淡々とアップする姿(かたやこっちは枕から“コロナ”と入れてしまってます)は、もはや格好良いと言ってしまってもいいでしょう。世の中のことなんかわかっとるんじゃい! 窓から車に乗せんかい!と。このくだらなさにプライドを感じていなければこうはなりません。

また、こういったくだらないものや細かなものにフォーカスしておもしろがる姿勢というのが、自分的にはとても影響を受けている部分もあります。いろんなことをおもしろがれたほうが得、みたいな感性は大袈裟に言えば人生が豊かになることのようにも思えます。心の広さがおちょこどころかおちょこの裏とマネージャーに日頃から言われている自分としましては、広大な心を手にしたいところなのですが……。

どんなにくだらないことでもつづける、それが大事


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(とーふびーつ)1990年、神戸市生まれ。中学時代から音楽活動を開始し、高校3年生の時に国内最大のテクノイベント『WIRE』に史上最年少で出演する。その後、『水星 feat.オノマトペ大臣』がiTunes Storeシングル総合チャートで1位を獲得。メジャーデビュー以降は、森高千里、の子(神聖かまっ..

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