OCTPATHが語る、8人での活動への譲れない想いと結成2年目のシンプルな目標

2022.11.15
OCTPATH

文=坂井彩花 撮影=山口こすも 編集=森田真規


『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』に出演した元練習生8名をメンバーで、2021年11月に結成されたOCTPATH。結成1年目にもかかわらず『SUMMER SONIC 2022』や『KCON 2022 JAPAN』など大きなフェスでのステージも経験し、着々とステップアップしてきた。

そんな彼らが、3rd single『Like』を11月16日にリリースする。この1年を通して“自分たちらしさ”と向き合ってきたことがわかるリードトラックは、自分の“好き”を信じる人の背中を押してくれるポップチューンに仕上がった。

このインタビューでは、9月に行われたOCTPATHの初ワンマンライブ『OCTPATH 1st LIVE -MY PATH-』を振り返りながら、『Like』でこだわったこと、8人での活動への想い、そして最後には結成2年目の目標についても話してもらった。

OCTPATH
(オクトパス)サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』元練習生の太田駿静、海帆、栗田航兵、古瀬直輝、小堀柊、高橋わたる、冬馬、四谷真佑の8名からなるボーイズグループ。グループ名のOCTPATHとは、8人(OCT)ならではの道(PATH)をファンと共に歩み、固定概念にとらわれない変幻自在の活動をして、常に上の音域・領域(OCTAVE)への道を追求していくという思いが込められている。2022年2月、single『IT’S A BOP』でデビューを果たす


1stライブ、高橋わたるのサプライズ演出

──まずは、東京ガーデンシアターで行われた『OCTPATH 1st LIVE -MY PATH-』の振り返りから始めたいと思います。セットリストや構成は、皆さんで決められたのですか?

海帆 セットリストや構成も、メンバーも打ち合わせに入って決めました。

栗田 「ここにMCを挟んだら流れがきれいだよね」とか、ジェットコースターのように感情が忙しいライブを魅せられるように意識しましたね。

──皆さんの好きや得意を詰め込んだ「OCTPATH Showcase」がセットリストの半ばにありましたが、どういった経緯でやることになったのでしょうか?

OCTPATH - OCTPATH Showcase

栗田 持ち曲は少ないけど、ライブを1時間40分くらいやりたくて。最初は「トークする?」みたいな話も出ていましたが、それだとファンミーティングと一緒になってしまうな、と。「やりたいことやっていいよ」って、スタッフさんからせっかく言ってもらったから、直輝君とライブ制作チームの方に軸になってもらい「OCTPATH Showcase」をやることにしました。

──それぞれの強みを活かした内容になりましたよね。

栗田 「メンバー個々で魅せられるもの」をテーマに話し合いをするなかで、ダンスやアイドル、エンタメというワードが出てきて。僕らは何かをやるとき、常に「これが最後かもしれない」という気持ちでやっているので、今やりたいことを全部詰め込むことにしたんです。

──海帆さんのヒューマンビートボックスに合わせてメンバーが登場するオープニングも、皆さんで考えられたのですか?

栗田 演出チームの皆さんに「ビートボックスを使って何かしたい」と相談して。

海帆 「音に合わせてパントマイムみたいなことをしよう」っていう発想は、もともとあったんですけどね。

栗田 海帆君、すごいんですよ。「こういう音出せる?」って演出チームの方から聞かれて、全部できたらしいんです。僕たちのアイデアをうまくまとめてくださいました。

──海帆さん、古瀬さん、太田さん、高橋さんが担当したソロダンスパートのトラックも、ご自身で選ばれたんですか?

古瀬 それぞれの魅力を活かしたダンスパートを作ろう、ということになって。ガラッと雰囲気を変えるためにも、各々の好きなジャンルの曲を選んでいます。

──高橋さんは、復帰早々に色っぽいダンスを披露されていましたね。

四谷 復帰一発目にふさわしい!

太田 パフォーマンスでひもを使ってたね。あれ、やること知らなかったです。

海帆 リハで一回もやってなかった。

栗田 家で練習してたの?

高橋 イメージできたから、やろうかなって(笑)。実はOCTPATHのみんなにもサプライズな演出でした。最後のリハで試したときは、ちょっとミスってしまって。

古瀬 リハのときにひもが落ちてて「このひも、何?」と思ったけど、ポンって捨てちゃった(笑)。

高橋 「俺の!」と思ってたよ(笑)。

──シュークリーム(栗田&小堀のユニット)の「夢にエール!パティシエール♪」カバーも衝撃的でした。

栗田 僕らもかっこいいダンスをしたほうがいいかなとも思ったんですけど、やっぱりアイドル特性の高いシュークリームが誰よりもアイドルをすることによって、皆さんの感情に波を起こすことができるんじゃないかなって。

高橋わたる(たかはし・わたる)2000年12月3日生まれ、埼玉県出身
高橋わたる(たかはし・わたる)2000年12月3日生まれ、埼玉県出身
栗田航兵(くりた・こうへい)2002年1月27日生まれ、愛媛県出身
栗田航兵(くりた・こうへい)2002年1月27日生まれ、愛媛県出身
小堀 柊(こぼり・しゅう)2003年2月11日生まれ、東京都出身
小堀 柊(こぼり・しゅう)2003年2月11日生まれ、東京都出身

クラッパーに詰まったライブへの想い

──ライブ開始前に流れていた、メンバー出演のライブマナー動画は珍しい取り組みでしたよね。こちらは、どういった経緯で作ることになったんですか?

古瀬 『OCTPATH 1st FANMEETING Be wiTH me』の反省点として、「次は動画を撮ってみよう」ということになったんです。ホームページには細かく注意事項を書かせていただいていますけど、僕たちが実際にやってみせたほうが重要性が伝わるかなって。映像を観て、「やってしまっていた」と気づく方もいるでしょうし。ライブにかける思いが強いからこそ、まわりが見えなくなってしまうお客さんもいると思うので。

栗田 お客様同士で指摘し合うと、ケンカになってしまうこともあると思って。メンバーからお伝えするのが、皆さんに一番聞き入れていただけるような気がしたんです。

古瀬 僕らは、OCTPATHのライブに来てくださった方、誰ひとりとして嫌な思いをさせたくないので。

小堀 みんなが平和でいたいですね。

──来場者全員に、振ると大きな音が鳴るクラッパーを配布していたのも印象的でした。

太田 あれ、ステージで聴いていると「わー!」って歓声みたいに聴こえるんですよ。

古瀬 公式ペンライトもできて、うちわと一緒に持つと両手がふさがるようになってしまったんですよね。今までのように拍手で思いを伝えていただくのは難しいし、だからといって現状だと声は出せない。でも、お客さんとしても想いは伝えたいじゃないですか。いろいろと研究を重ねた結果、クラッパーに辿り着きました。

海帆 前回のファンミーティングで「もう少しTHme(OCTPATHのファンネーム)とコミュニケーションを取れたら」と感じたのもあって、今回は「our Good Time」のときに、駿静がクラッパーを使ったコール&レスポンスをやってみました。新しいことは常に取り入れて、もっといいライブにしていきたいですね。

古瀬直輝(こせ・なおき)1998年11月11日生まれ、大阪府出身
古瀬直輝(こせ・なおき)1998年11月11日生まれ、大阪府出身

“8人の記憶”にしたかった1stライブ


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坂井彩花

(さかい・あやか)1991年、群馬県生まれ。ライター、キュレーター。ライブハウス、楽器屋販売員を経験の後、2017年にフリーランスとして独立。『Rolling Stone Japan Web』『Billboard JAPAN』『Real Sound』などで記事を執筆。エンタテインメントとカルチャーが..

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