9人になった新生・超特急が改めて決意した“目指すべき場所”

2022.10.12
超特急

文=坂井彩花 撮影=菅野幸恵 編集=森田真規


ボーイズグループ好きであれば、スターダストプロモーションに所属する男性アーティスト集団「EBiDAN」を知らない人はいないだろう。現時点でその長男を務めるグループこそ、メインダンサー&バックボーカルグループの超特急だ。

2011年の結成以来、紆余曲折な線路を走りつづけてきた彼らは、今年8月にオーディション『超特急募』により選ばれたメンバー4人を連結した。ここからは新体制の超特急として、9人で走っていくことに。

そこでQJWebでは、ニューシングル『宇宙ドライブ』を10月12日にリリースしたことを記念してインタビューを実施。新メンバー、オリジナルメンバー、新体制9人に分けて記事を配信していく。

第3弾では、超特急の9人全員に新曲「宇宙ドライブ」について、さらに新体制になった今の目標について話してもらった。

超特急
2011年12月25日に結成、2012年6月10日にCDデビューしたメインダンサー&バックボーカルグループ。 これまで発売したアルバム&シングル合わせた19作品が、オリコンウィークリーランキングに連続トップ10入りを果たしている。2022年4月、結成10年を迎え、新メンバーオーディション『超特急募』を開催することを発表。同年8月8日の「8号車の日」に、追加の新メンバー4名を発表して、新体制の9名で活動していくことに。


ダサさとかっこよさが共存した「宇宙ドライブ」

──新体制第1弾となる新曲「宇宙ドライブ」の制作には、いつごろから取りかかっていたのですか?

タカシ 『BULLET TRAIN 10th Anniversary Tour 2022「Progress」』名古屋公演(6月18、19日)の時点で、ざっくりと曲はでき上がっていて。オーディションで「合宿審査に誰を連れて行くか」と話しているタイミングでした。

カイ つまり、新メンバーが加入するかどうかわからない状況で選ばれた曲なんです。

──その状況で「宇宙ドライブ」が選ばれたのは、なぜですか?

カイ まず、トラックがかっこいい。コンペに集まったデモの中で、MADLEMONさんの曲が一番クオリティが高かったんです。新メンバーが入るか入らないかはわからなかったけど、新しいスタートを切る超特急の一発目にふさわしい曲にしたかった。結果的に4人が入ってくれて、ツインボーカルかつハデなパフォーマンスができるナンバーになりました。超特急らしいバランスを取るために、トラックがかっこいいぶん、歌詞はとんでもなくダサいことになりましたけど(笑)。

ユーキ 音と歌詞の落差は、一番重要視したかな。本当に素っ頓狂なことを歌っているので(笑)。ファニー&クールジャパンをテーマに、「日本って海外からはこう見られているよね」ってことをふんだんに詰め込んでいます。

──今作のテーマに“日本”を掲げているのは、新体制になった超特急として、世界での活動を意識しているからですか?

タカシ 今はストリーミングサービスや動画サイトなども一般化してきて、どのタイミングで誰に聴いてもらえるかわからない状況だし、広い世界を意識する必要はあると思います。それゆえ、必然的に世界へ届きやすいテイストに落とし込んでいる部分もあります。ただ、ダサさとかっこよさが共存した「宇宙ドライブ」は、超特急が新しいスタートを切るための曲って意味合いが僕らにとっては大きいですね。

──コレオグラフ(振り付け)についても教えてください。

ユーキ 僕が作らせていただいたんですけど、本当に曲調がかっこよかったので、かっこいいだけの振り付けにならないように気をつけました。ポイントはサビに出てくる<SUSHI>を強調するために考えた、寿司を握る動作の“お寿司ダンス”。8号車のみんなと踊れるような振り付けがいいな、と思ったので。

アロハ “ザ・超特急”という感じの振りに仕上がってると思います。僕はストリートやヒップホップのダンスしかしてこなかったので、本当に新鮮で。最初はびっくりしましたけど、新しく生まれ変わるタイミングだと思うのでがんばります。

──“寿司ダンス”が映えるMVも素晴らしいですね。

アロハ 9人体制の一発目にふさわしい作品になったと思います。もともとの超特急らしさもありますし、新メンバーの色を出すことでパワーアップされた超特急をお見せできたんじゃないかなって。僕個人としては、得意なアクロバットを披露させてもらいました。

──MV撮影の裏話があれば教えていただけますか。

超特急「宇宙ドライブ -SUSHI ver.- 」MUSIC VIDEO

カイ アクティングシーンのお寿司屋さんの大将とすごい仲よくなって、「今度食べに来てよ」って誘われました。めっちゃいい人でしたし、日本酒飲みに行こうかなって思ってます。

タクヤ 僕はその寿司屋のアクティングシーンで、喉をつぶしました(笑)。ハルとシューヤと3人で撮ったシーンがド頭の撮影で、朝イチからテンションフルマックスでいかなきゃいけなくて。

カイ 撮影時間を12時間以上残して。

タクヤ そう(笑)。朝イチでつぶれちゃったので、しんどかったですね。

シューヤ 「いざ撮影する」ってなったときの切り替えが、タクヤ君は本当にエグいんですよ。スタートってなってからテンションマックスでめちゃくちゃ大声を出すから、ちょっとびっくりしたよね。

ハル 僕らもつられて大声に(笑)。

タクヤ しっかりついてきてくれましたよ。

シューヤ タクヤ君がそこまで行ったなら、自分たちもいかなきゃって感じで。

ハル 公開されたMVには、一切その声は入ってないんですけどね。

シューヤ 耳を澄ませば、聴こえるかもしれないです(笑)。

超特急 オリジナルメンバー
超特急 オリジナルメンバー(左から/カイ、リョウガ、タクヤ、ユーキ、タカシ)
超特急 新メンバー
超特急 新メンバー(左から/シューヤ、マサヒロ、アロハ、ハル)

新生・超特急が掲げる目標

──9人体制になって少し時間が経ちましたが、改めて目標を共有されたりしましたか?

カイ そもそも超特急が目標に東京ドームを掲げているので、新メンバーの4人は同じ気持ちで乗っかってきてくれていると思います。活動していくなかで、これから「京セラドーム大阪でやりたい」「地元の大きなところでやりたい」みたいな思いも絶対に出てくるだろうし、その都度みんなで共有し合って、「そこに行くために何をするべきか」ということを話し合っていけるのが一番いいかな。それこそ僕は、2025年にお台場に完成予定のTOKYO A-ARENAのこけら落としやりたいですもん。

タクヤ 「9人でこうなっていきたい」というのも、特にないんですよ。なるようになると思ってるので、自分たちがぶれることなく流れに身を任せていければいいかなって。

リョウガ 同じような気持ちもありつつ、“超特急らしさ”はどの要素もパワーアップさせていきたいですね。たとえば、昔からずっと掲げている“ダサかっこいいに全力”とか。それが結果として、フェスやイベントに出演した際に、いろんな意味で客席をざわつかせることにつながると思うので。

ハル オリジナルメンバーが作り上げてきたものを大切にして、僕たち新メンバーの色も出していけたらいいですね。

マサヒロ ダサかっこいいものを全力でやって、超特急なりの“かっこいい”にして注目を浴びたいです。

カイ それぞれが目標を持っていていいので、東京ドームが主軸からぶれなければいいのかなって思います。

──年内に達成したい目標はありますか?

タクヤ 年末に開催する『BULLET TRAIN ARENA TOUR 2022「新世界 -NEW WORLD-」』で、全部のパフォーマンスを9人でやりきること。演出の魅せ方によってはペアとかもありだと思うんですけど、基本的に「この曲は5人でやります」というのは考えていません。今はまだ未完成なんですけど、デカいステージで9人の超特急を魅せられたらいいなって思います。

──ライブについては、すでにいろいろ決まり始めているんですか?

ユーキ 今回はテーマが“新世界 -NEW WORLD-”なので、新世界へ突入し、9人体制になった超特急をかましたい。「これが俺ら、超特急だ」と思わせられるようなパフォーマンスツアーにしたいです。

タクヤ セットリストはだいたい決まったかな。

ユーキ あとは、ステージですね。「フルマックスでやりたいです」って提案しているので、どこまでできるかによって演出が変わっていく感じ。「あれやりたい」「これやりたい」をしっかりかたちにしていきます。

超特急
超特急

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  • 超特急『宇宙ドライブ』通常盤A(CD)

    超特急 新体制でのニューシングル『宇宙ドライブ』

    発売日:2022年10月12日(水)
    ・通常盤A(CD):1,650円(税込)
    収録曲:1. 宇宙ドライブ 2. BakaBakka 3. 颯爽とハローマイラヴ 4. Re-TRAIN
    ・通常盤B(CD):1,650円(税込)
    収録曲:1. 宇宙ドライブ 2. BakaBakka  3. きみとシンギュラリティ 4. Re-TRAIN
    ・夢8盤(CD+GOODS):3,850円(税込)
    収録曲:1. 宇宙ドライブ 2. 颯爽とハローマイラヴ 3. きみとシンギュラリティ 4. Re-TRAIN
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坂井彩花

(さかい・あやか)1991年、群馬県生まれ。ライター、キュレーター。ライブハウス、楽器屋販売員を経験の後、2017年にフリーランスとして独立。『Rolling Stone Japan Web』『Billboard JAPAN』『Real Sound』などで記事を執筆。エンタテインメントとカルチャーが..

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