OWVが掲げる結成3年目の目標。パフォーマンスもMCも磨きをかけた“OWVの形”を全方位にアピール

2022.7.25
OWV

文=坂井彩花 撮影=山口こすも 編集=森田真規
ヘアメイク=大貫希代美、パク・ヨンソン


本田康祐、中川勝就、浦野秀太、佐野文哉の4人で結成されたボーイズグループ「OWV(オウブ)」。4人組であることを忘れてしまうようなダイナミックなパフォーマンスと、バラエティ番組やライブMCなどで見せる“トーク”に対する貪欲な姿勢が、彼らの持ち味だ。

そんなOWVが、7月27日に6thシングル『Time Jackerz』をリリースする。“Live”をコンセプトに作り込まれた独自の世界観は、「これがOWVだ」と言わんばかりにグループのカラーを色濃く表現。“ライブ力”には定評がある彼らを、さらに上へと押し上げる作品に仕上がっている。

今回のインタビューでは、ライブでのこだわりや『Time Jackerz』に込めた想いを聞きつつ、最後には結成3年目の目標を漢字1文字で表現してもらった。

OWV
2019年に社会現象を起こした日本最大級のオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』に出演した元練習生4名により結成されたボーイズグループ。 グループ名「OWV」には、“Our only Way to get Victory~勝利を掴む僕たちだけの道~ 誰にも真似することのできない唯一無二のグループとなり、この世界で勝利を掴む”というメンバーの強い想いが込められている。


ライブMCは“ひとつの曲”

──5月14日、15日に開催された『KCON 2022 Premiere』に出演されていましたが、手応えはありましたか?

本田 ありました。

浦野 個人的には、「ありました」と自信を持って言えるほどのパフォーマンスをしたというより、「かまそう」って意気込みをどのグループよりも強く持っていたと思います。

佐野 もうちょっとMCをしたかったですけどね。

浦野 それなら、曲ももっとやりたかった。

中川 全部やん(笑)。

佐野 今回みたいな短い時間のイベントでも「楽しかった」と言ってくださる方がいて、僕らの自信になりました。

浦野 新たな課題も見つかったし。『KCON 2022 Premiere』のステージよりも、もっと素晴らしいものを作っていけると思います。

──JO1、INI、円神、OCTPATHなど、さまざまなボーイズグループとの共演になりましたが、グループとして具体的な課題を感じられることはありましたか?

佐野 人数が少ないことですかね……。

中川 未成年がいない。フレッシュさがない。

佐野 あと、メンバーのふたり(中川&浦野)がお酒を飲めない。

中川 どんどん関係ないことになってるやん(笑)。

佐野 というのは、冗談で(笑)。人数が少ないのも、別にデメリットだと思ってないです。

浦野 ここがゴールじゃないよって感じですね。もっとできる。

本田康祐
本田康祐(ほんだ・こうすけ)1995年生まれ、福島県出身
中川勝就
中川勝就(なかがわ・かつなり)1997年生まれ、兵庫県出身

──5月14日には『Rakuten GirlsAward 2022 SPRING/SUMMER』にも出演されていましたね。

浦野 このイベントでは、曲をハーフにしてMCを入れ込むよう工夫しました。4曲中2曲はハーフにしています。

佐野 「曲をいっぱい聴いてもらおう」というグループも多いと思うんですけど。

浦野 「MCの時間も作ろう」って提案したのは、本田君だったよね。

本田 OWVはMCにこだわっているので、胸を張って「MCもOWVの魅力のひとつだ」って言えます。それこそ、ライブ前は夜中まで4人でMCの打ち合わせをしていたりしますよ。

佐野 僕らにとってMCは単なるつなぎじゃなくて、ひとつの曲みたいな感覚なんです。

浦野 それくらい、高いクオリティのものを目指しています。

──MCでは、何を意識されているんですか?

本田 外部のイベントに参加するときは、呼びかけを多めにしてるかな。身内ネタにならないようにも意識していますね。

佐野 誰が聞いてもわかるようなたとえを出したり。グループ内で流行ってるワードを使うとやっぱり内輪になっちゃうので、本当に誰でも知っているようなワードを大事にしています。

本田 一方で、自分たちのライブだと振り切ってふざけてる(笑)。そこは、けっこう楽しみにしていてほしいポイントです。

──パフォーマンスだけでなく、トークもどんどん磨かれていっていますよね。

中川 デビューからの2年間で培ってきたものがありますね。

佐野 やっぱり事務所が事務所なので(OWVの所属事務所は吉本興業)、僕たちよりトークスキルがある方しかいないじゃないですか。そういう方たちのトークを近くで見られているのは、とても得していると思います。

浦野 僕らはいろいろ試行錯誤してますけど、観ている方にはフランクにMCも楽しんでほしいですね。

佐野 『ザ・イロモネア』みたいに、笑わせなきゃいけないみたいなのは嫌なので(笑)。

浦野秀太
浦野秀太(うらの・しゅうた)1997年生まれ、神奈川県出身
佐野文哉
佐野文哉(さの・ふみや)1997年生まれ、山梨県出身

──MCのほかに、ライブで意識されていることはありますか?

佐野 靴ひもがほどけないように、ちゃんと結ぶこと。

浦野 マジでそれよ。僕も二重に結ぶ。あと、基本的なことだけどストレッチは欠かさずやるようにしています。

佐野 個人的なのだと、朝ごはんを食べないってことかな。ルーティンというよりジンクスなんですけど、食べないときのほうがうまくいってる気がしていて。

浦野 あと、お客さんの一人ひとりの顔を見るように心がけています。遠くのほうでも見えますよ。

“近未来”を体現した衣装


この記事の画像(全13枚)


関連記事

この記事が掲載されているカテゴリ

ライター_坂井彩花

Written by

坂井彩花

(さかい・あやか)1991年、群馬県生まれ。ライター、キュレーター。ライブハウス、楽器屋販売員を経験の後、2017年にフリーランスとして独立。『Rolling Stone Japan Web』『Billboard JAPAN』『Real Sound』などで記事を執筆。エンタテインメントとカルチャーが..