ランジャタイ、トイレの水を飲む生活から、自販機のボタンを押せるようになるまで。お笑いスターへの憧れと目標

2021.10.30


大先輩をイジり、トイレの水を飲む生活から脱却

ランジャタイ

──『踏み台TV!』での、国崎さんの「ランジャタイはウッチャンナンチャンで売れた」という言葉も気になりました。

国崎 それもデカいかもしれないです。『ネタパレ』(フジテレビ)さんの30秒ぐらいのギャグコーナーに出ると決まったときに、ウッチャンナンチャンさんのお面のネタを、せっかくだから南原(清隆)さんの前で記念に一回だけやりたいって言ったらそれが通って。本人もすごい寛大に受け入れてくれたんです。

──伊藤さんは、他事務所の大先輩をこんなにイジることについてはどう思っているんですか?

伊藤 全然いい、もっとやったらいいんじゃないかって思ってますよ。

国崎 お笑いって不思議ですよね、これが許されるから。普通の会社じゃ絶対に許されないですもんね。

──とんでもないことですよね。

伊藤 そうよね(笑)。

国崎 めちゃくちゃいい世界ですよね。オール巨人師匠とかも許してくれて。

──パネルで使用しているオール巨人師匠にも、お手紙出されたんですよね?

国崎 ありがたいことに、オール巨人師匠からはお電話までいただきました。

──最近は、松ちゃん浜ちゃん(ダウンタウン・松本人志と浜田雅功)のお面ネタもされていますが、あれはまだご本人たちの前では……?

国崎 見せてないですね。だから怖いですよ。

──メディアに出る機会が増えたことで、私生活に変化はありましたか?

伊藤 まだ何もないですね。お金がバーッと入ってくるとかでもないですし。

国崎 そんなにもらってはないですけど、自販機のボタンは押せるようになりましたね。

伊藤 あー、確かに。

国崎 自分の家で、でっかいペットボトルにお茶のパックを詰めて持ち歩いて飲んでたのに、自販機でジュースを買えるようになったんです。あと、電車移動してるときに、この人(伊藤)のSuicaの残高が「4000円」って出たのを見て、「売れたな~」って思いましたね。売れてないときは1000円チャージやもんね。

──以前、そこまで厳しかったんですか……?

国崎 そうですよ! 売れてない芸人はみんなカツカツですよ。

伊藤 トイレの水、飲んでましたよ。

国崎 ハイジアV-1(新宿の劇場)とかの水、ずっと飲んでました。

──ええ! そこまでのイメージがなかったです。

国崎 芸人は案外言わないかもしれないですけど、キリキリの奴らはいますね。バイトとライブの往復をずっとやってます。

ランジャタイ

ランジャタイが考える“スター”とは

自然と“スター”のポーズを取る伊藤

──ランジャタイさんは、そもそも“テレビスター”に憧れはあるのでしょうか?

国崎 テレビスターですよ、目指すのは。

伊藤 憧れです。スターを観てきてますからね。ダウンタウン、とんねるず、ウッチャンナンチャン、爆笑問題、サンドウィッチマン……。

国崎 ビートたけし、明石家さんま……いっぱい観てますから。

──ランジャタイさんが思う、スターの仕事ぶりというのは?

伊藤 冠番組とか。

国崎 あと、スタジオに登場した瞬間に、観客が「グワ~!!」ってなるような。

伊藤 拍手が鳴りやまない、みたいなね。昔の映像とか観てたらすごいもんね。『いいとも』(『笑っていいとも!』フジテレビ)のテレフォンショッキングでたけしさんが来たときとか。

国崎 でもムズイっすよね。今は芸人でそうなることって、なかなかなさそうですよね。YouTuberさんとかもいますし。

伊藤 YouTuberのほうがスターみたいですもんね。

──ランジャタイさんがテレビに出たい欲が強いのが、個人的に意外でした。なんとなく、スター欲は伊藤さんのほうが強いようにも感じます。

国崎 伊藤のほうがたぶん強いですね。

伊藤 スターになりたいですね、やっぱり。憧れてきたものなんで。

──伊藤さんが一番憧れていたのは、どなたなんでしょう?

伊藤 えー、誰だろう。

国崎 トモさんか。

伊藤 テツandトモの?

国崎 トモさんか、やっぱり。

伊藤 違う違う(笑)。さっき名前を挙げた方はみんな好きですけど、とんねるずのスター感ってとんでもなくないですか? こないだの『貴ちゃんねるず』観ました? 貴さんのちょっとした騒動があったあとに、ノリさんが出てくるんです。ノリさん出た瞬間、画面がブワーって変わりましたからね、僕の体感では。

国崎 子供のときから観とるからね。

伊藤 「ピンチには来るんだ、この人は」って。しかも、あのころのテレビのまんまのノリさんなんですよ。カメラとか殴るし、ビンタとかも普通にするし。でも、まだとんねるずのふたりは直接会わないんです。貴さんとノリさんが別のところにいる。高めてって、会うときは祭りにするんでしょうね。それってすごいなって。

千鳥・大悟のために単独ライブを開きたい


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佐々木 笑

(ささき・えみ)1996年生まれ。宝島社ムック局編集部のち、フリーランスの編集者・ライター。笑と書いてエミ読みます。本名通りお笑い大好き人間に育ちました。『フワちゃん完全攻略本』『#麒麟川島のタグ大喜利』『KOUGU維新 公式本で、イザ参ラン!』(すべて宝島社)など。アイコンは川島さんに描いていただ..