“ガンダムガチオタモデル”水瀬ちかが受けたガンダム英才教育「私がララァになるまで」

2021.2.24

こだわり抜いたララァ・スンのコスプレ

──ララァ・スンのコスプレ写真をツイッターに投稿されていましたが、ものすごくバズっていましたね。

水瀬 ありがたいことに、否定的な意見よりも「似ている」とか「こだわりが伝わってきました」というコメントをたくさんいただけて。やってよかったなって、思いました。

https://twitter.com/chika_minase/status/1345304626158071808

──衣装は自作ですか?

水瀬 コスプレ衣装はほとんどが手作りです。アニメの場合、重力を無視してスカートがフワッと広がる……みたいな、二次元だからこそ可能な表現があるじゃないですか。それを極力再現したいので、シーンごとにひとコマずつ写真を撮ったりして資料を集めて。それで全方位、どこからでもきれいに見えるシルエットを意識しながら、衣装を製作しています。ララァの衣装は、袖のヒラヒラ感を出したかったので、そこだけで15回も作り直しました。

──ものすごいこだわりが詰まった一着というわけですね。ほかにもコスプレをしたガンダムキャラクターはいますか?

水瀬 『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のアトラ・ミクスタですね。友達がクーデリア・藍那・バーンスタインのコスプレをするので、“併せ”をしよう……ということになって。これから少しずつ、ガンダムキャラのコスプレも増やしていきたいです。

──今後の目標を教えてください。

水瀬 ガンプラには底がないといいますか、手をかければかけるほど新しい発見があるので、もっと深掘りして、その道を追求していきたいですね。本当にありがたいことなんですけど、現在、ダイバーシティ東京プラザにあるガンダムベース東京に私が作ったガンプラが展示されていて。ここで行われた生放送にも呼んでいただくなど、いろんな体験をさせてもらっています。だけど現状に満足することなく、これからももっと精進して、ガンプラを極めていくつもりです。

水瀬さんが製作したガンプラが展示中のガンダムベース東京

──ガンプラ製作を中心にしつつ、『ガンダム』という作品そのものにも深く関わっていけるといいですね。

水瀬 もし機会があるなら、シリーズ作に声優として参加させていただきたい……という夢もあります。ガンプラ作りも勉強中ですが、『ガンダム』シリーズそのものについてもけっこうしゃべれるほうだと思っていますので、いろんな方面から声をかけていただけるよう、これからもがんばります!

水瀬ちか
(みなせ・ちか)“ガンダムガチオタモデル”という肩書を持ち、モデルやYouTuberとして活動。ガンダムをこよなく愛し、公式のトークイベントMCやガンプラ雑誌にて活躍中。趣味でコスプレイヤーとしても活動しつつ、コスプレ衣装の製作オーダーを受けることもある。

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