ラジオリスナーが選ぶ「プラネット賞」とはいったいなんなのか

2022.2.25
プラネット賞

文=岩井葉介 編集=鈴木 梢


2020年6月に創設された、ラジオ放送を顕彰する「プラネット賞」。印象に残ったラジオ番組の放送回をリスナーが選出するという趣旨の賞である。そんなプラネット賞を主催するのは、「ただのラジオ好きのサラリーマン」である岩井葉介。この記事では、プラネット賞とはいったいなんなのか、岩井がなぜプラネット賞を創設したのか、本人が語る。


ラジオリスナーが選ぶ「プラネット賞」

放送を顕彰する賞はいくつか存在するが、プラネット賞の特徴は、印象に残ったラジオ番組をラジオリスナー自身が選出するというところにある。一次選考は、すべてのラジオリスナーが投票可能。投票数が多かった上位4番組の中から、二次選考を行う。50人のラジオリスナーによって組織された選考委員によって、最終的に1番組が「月間賞」として選出される仕組みだ。

1年間で選出した「月間賞」から、翌年3月に「年間賞」「話題賞」の選出を行う。2020年であれば、『爆笑問題カーボーイ』(2020年9月8日 伊集院光ゲスト回)を年間賞に、『霜降り明星のオールナイトニッポン0(ZERO)』(2020年6月19日「ポケットにいっぱいの秘密」2時間回)を話題賞に選出した。

霜降り明星_プラネット賞
「プラネット賞」2020年話題賞を受賞した霜降り明星のイラスト(サンノ(Sanno Creations))

突然リスナーが創設した賞であるにもかかわらず、スタッフの方に快くOKをいただいたおかげで、それぞれの番組にクリスタルトロフィーをお贈りすることができ、最終的に多くのリスナーと共に喜びを分かち合うことができた。

創設から1年に満たないプラネット賞を番組に受け入れてもらえたのは、リスナーの方々のご協力があってこそのことだと感じている。

というのも、初月の二次選考に残っていた『#むかいの喋り方』(CBCラジオ)に、プラネット賞についてメールを送ってくれたリスナーがいたのだが、パーソナリティの向井(慧)さんが、できたばかりで知る人も少ない賞のことをおもしろがってくれたのだ。そして、その放送を聴いた『ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です』(ABCラジオ)のスタッフの方が同番組内で大きく取り上げてくれて、さらに、その放送を聴いた爆笑問題の太田(光)さんに『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)で話題にしていただくまでに至った。そうしてリスナーたちがパーソナリティに伝え、さまざまな番組、地域がつながり、プラネット賞の存在は一気に知られることとなった。

「プラネット賞」創設のきっかけは『タダバカ』


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岩井葉介

(いわい・ようすけ)ラジオ好きの会社員。ラジオリスナーが印象的だった番組を選ぶ「プラネット賞」や、ラジオパーソナリティ・スタッフ・リスナーが出演する「ラジオリスナーフェス」を主催。リスナーがラジオに貢献する新しい方法を、日々模索している。

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