マシュー南と松浦亜弥の『Matthew’s Matthew』は盆と正月が一緒に来たどころの騒ぎじゃない

2022.2.9

全細胞がHOT!HOT!の内容

そんな、間違いなく自分の人生の青春を彩ったひとりでもある男が、この令和4年に復活し、その初回ゲストがあの松浦亜弥だと判明したときは「盆と正月が一緒に来た」どころか「キリストと仏陀が仲よく手をつないで歩いている」くらいの気分だった。このニュースを目にした瞬間、誰よりも先にAudibleをインストール&登録したのだが、月額制で本当によかったと、ホッ!とした。仮にこれが、17LIVEやYouTubeのスパチャのような投げ銭システムだったなら、自分はなんの躊躇もなく全財産+αをマシューとあややにつぎ込み、破滅への道を歩んでいたに違いない。

「チャオ! どんなときでも自分は自分、サスティナブルなマーメイド、マシュー南です。久々に声をお届けしてるんだけど、どうかな? 聴こえてる? 聴こえてない人はテレパシーでつながって? マシュービンビンに出してるから」

開始数秒から期待を裏切らない、いや期待を遥かに超えた「マシュー節」がそこにはあった。この声を聴けるという事実だけで「令和」の時代には意味があったんだと確信した。そして、あややが登場した瞬間に感極まったマシューが号泣したのと同時に自分の涙腺も崩壊した。

ぜひ音源を聴いてもらいたいのでここでは詳しく書かないが、当時は「ライバル」と呼び合う関係だったふたりの出会いや、「アイドル・松浦亜弥」の当時の裏話、3人の子供を育てる「母・松浦亜弥」としてのエピソード、最近摂取した油の話、出されたテーマに対し思いつくまま瞬時に4つのワードを出し、それをトーナメント表に並べて戦わせることで自分の中の「一番」を決める「マイセルフトーナメント」のコーナーなど、言葉ではとても言い表せない濃密過ぎる1時間、体の一部どころか全細胞がHOT!HOT!の内容だった。「迷うなぁ〜!聴くの?聴かないの?」尋ねるまでもない。

【関連】ニッポン放送・石井玄が抱くラジオへの危機感と次世代への期待「新しいものが生まれないと終わってしまう」

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