『キングオブコント2021』採点結果を徹底分析。松本人志&歴代キング審査員の「美し過ぎる審査」と「サイコゥ!なコメント」を振り返る



まさに「サイコゥ!サイコゥ!サイコゥ!」な一夜

キャラクターや切り口、展開の意外さなど、それぞれに「刺さる」部分は異なる。それでも単なる好き嫌いに終わらせず、点数の根拠を言語化する。特に新審査員の4人は、かつて同じ舞台で点数を点けられていた側だけに、「次につながるコメント」を意識しただろう。この暖かな審査員の布陣も、次の年へとつながってほしい。

空気階段が歴代最高点を記録したとき、水川かたまりは「生まれてきた意味がありますね」とつぶやき、優勝を決めたあと鈴木もぐらは「僕らにはコントしかなかったので」と涙した。生粋のコント師のふたりが、喜びを爆発させた。

最高のコントと最高の審査員による、最高の大会。まさに「サイコゥ!サイコゥ!サイコゥ!」な一夜だった。


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井上マサキ

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井上マサキ

(いのうえ・まさき)1975年宮城県生まれ。ライター、路線図マニア。大学卒業後、システムエンジニアとして15年勤務し、2015年よりライターに転身。共著に『たのしい路線図』(グラフィック社)、『日本の路線図』(三才ブックス)、『桃太郎のきびだんごは経費で落ちるのか? 日本の昔話で身につく税の基本』(..