『THE FIRST』デビューメンバーが決定!SKY-HIと「BE:FIRST」の会見レポート「他のナンバーワンを尊重して、自分のナンバーワンに誇りを持つ」

2021.8.13

文・編集=森田真規


2020年9月にエントリー募集がスタートし、2021年4月からは『スッキリ』(日本テレビ)とHuluでその模様が届けられたSKY-HI(スカイハイ)主宰のオーディション『THE FIRST -BMSG Audition 2021-』。1カ月の合宿審査、さらにふたつのパフォーマンスによる最終審査を経て、8月13日についにデビューメンバーが『スッキリ』内で発表された。

デビューメンバーは、JUNON、RYOKI、LEO、SOTA、MANATO、SHUNTO、RYUHEIの7名、グループ名は「BE:FIRST(ビーファースト)」。ここでは8月13日にオンラインで実施された、SKY-HIとBE:FIRSTの7名が参加した記者会見の模様をお届けする。

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SKY-HI「グループが誕生したことを実感」

SKY-HI まずこのオーディションの説明からさせていただきます。オーディションプロジェクト『THE FIRST』は、昨年9月に自分が設立した「BMSG」という会社で主宰したオーディションです。できたばかりの会社なのでヒューマンリソースもなく、お金も自己資金1億円を自分に融資するかたちで、本当に手弁当でスタートしたオーディションでした。

その中で才能のある方々が集ってくれていることを実感しつつ、『THE FIRST』で掲げていた志が「クオリティファースト、クリエイティブファースト、アーティシズムファースト」ということ。音楽との距離が近いグループというのは、今の日本に、東アジアに、そして世界にとって必要であると強く認識していたし、危機感も感じていて、そういった志を掲げていました。

既存の日本のオーディションとは趣が違うところもだいぶあったと思います。オーディションの最中から彼らは自分たちで作詞をし、作曲をし、コレグラフ(振り付け)を作っていました。与えられた楽曲であっても、ただ単に振りを覚えて、曲を覚えて、レッスンで習ったとおりにやるのではなくて、音楽を聴いて受け取った感情を聴いてくれる人に届ける、というためのプロセスを基礎練習も含めて、1カ月の合宿生活の中で繰り返してきました。『THE FIRST』はオーディションサバイバルというよりは、そういったトレーニングに励み、成長していくという“育成プログラム”であったと思っていますし、番組『THE FIRST -BMSG Audition 2021-』もオーディショナル・ドキュメンタリーであったと認識しています。

ただこれは本当に一歩目であって、1億円の自己資金というものを取り上げていただくことが多かったのですが、まだ規模としては非常に小さいものだと思っております。それでも、どうしても旗を揚げる必要があると思って始めたのがBMSGであり、『THE FIRST』です。そして、そういった旗を掲げたらきっと才能は集まるはずだと思って、そこで集まってくれたのが「BE:FIRST」であり、このオーディションに参加してくれたすべての方々だと思っております。

では、紹介します。「BE:FIRST」です。LEOから自己紹介をしていってください。

BE:FIRST

LEO 『THE FIRST』を経ていろいろと得た宝物があるんですけど、BE:FIRSTとして応援してくださる皆さんと、これからもたくさんの宝物を作っていきたいと思っています。よろしくお願いします。

SOTA BE:FIRSTのSOTAです。日高さんが掲げてくれたものにすごく惹かれて、ここを目指してがんばってきました。そして今、ここの7人に自分がいれることがとても幸せです。たくさんの恩返しをいろんな人に向けてする義務があると思うので、そこをしっかりと胸に置いて、成し遂げたいなと思っています。よろしくお願いします。

RYOKI この『THE FIRST』に出会えて、みんなに出会えて、さまざまな経験を経て、みんなでここに来れたことをまずは感謝を述べたいと思います。そして、今ここにいるのは7人ですけど、『THE FIRST』に参加した全員の気持ちを背負って、僕たちはこれから行けるところまで羽ばたいて行って、がんばりたいと思っていますので、ぜひよろしくお願いします。

MANATO 僕は、『THE FIRST』が当初から掲げていた「個性を殺さない」「クオリティファースト、クリエイティブファースト、アーティシズムファースト」という言葉を聞いたときにこのオーディションに惹かれて、参加させていただきました。合宿では、ひとりのアーティストとして、ひとりの人間として、これからの人生において大事なものを学ばせていただきました。これからBE:FIRSTが世界に羽ばたけるようにがんばりたいと思います。よろしくお願いします。

JUNON 僕はこのオーディションを通してダンスなどのスキル面でも成長して、この人生の中で一番濃い経験を積めたと思っています。今ここにいること、BE:FIRSTのメンバーになることをオーディションの目標としてがんばってきたんですけど、ここで終わりではなくて、このメンバーと一緒にBMSGの一員となって、世界に羽ばたきたいと思います。よろしくお願いします。

RYUHEI 『THE FIRST』ではひとりのアーティストとして自分を磨いてきたのが、今こうしてBE:FIRSTのメンバーとして、グループとして勝ち上がっていく新しい自分になれたのがとてもうれしいです。これからもがんばっていきますので、よろしくお願いします。

SHUNTO 『THE FIRST』では本当に多くのことを学ばせていただきました。それと共に自分自身の成長を実感することもできたので、ここがスタートラインだと思って、まだまだ精進していきたいと思っています。よろしくお願いします。

SKY-HI みんなが「BE:FIRST」という単語を出してくれるたびに“グループが誕生したんだ”ということを実感して、胸がいっぱいになる思いです。昨年起業して、決算も1回終えたばかりで2期目に入ったところ。まだ設立して1周年を迎えていない本当にできたばかりの会社で、そういった段階において『THE FIRST』が日本中で愛していただけたということは、ものすごく自信にもつながることでしたし、誇りにも思うことです。

それ以上にBE:FIRSTというグループを作れたということが──『THE FIRST』が掲げていたものであったり、自分の信念や理念を具現化したときに、こんなに愛にあふれたものができるんだ、といことが感無量です。言葉がないくらいうれしい気持ちでいっぱいです。

彼らはオーディション段階から、たとえばiTunesの総合1位ですとか、YouTubeの急上昇チャートの1位ですとか、『THE FIRST』だけでなくメンバーの名前などがSNSのトレンド上位を占めたり、ものすごく大きな影響力を持つことができた、それ自体は事実として認識しました。それはひとえにオンエアに協力てくれた日本テレビさん、『スッキリ』さん、そしてHuluさん、それから番組制作を共にやってくれたサルベージ。そういったところと一緒に番組を作れたことによって、『THE FIRST』という現象を生み出せたことを心からうれしく思っております。ありがとうございます。

BE:FIRST ありがとうございます!

オンリーワンの時代だからこそ「ナンバーワン」が必要

SKY-HI そうやってできた「BE:FIRST」というグループ名の由来は……みんなもちろんオンリーワンではあるんですけど、同時にみんながオンリーワンである時代だからこそ「自分たちがナンバーワンである」と自信を持って言える人たちも必要だと思っていました。ナンバーワンであるということは、ほかを蹴落とすということではなく、ほかの人が別のナンバーワンでもあることを尊重して、自分のナンバーワンに誇りを持つこと。

そういったグループであってほしいと思いましたし、トップを目指すにあたって、彼らは自分の才能を磨きつづけた結果、「自分たちがナンバーワンである」と言えるだけの実力を身につけました。いろんな角度のナンバーワンの集合であり、これからも色んな角度のナンバーワンでありつづけることの努力を怠らず、そしてほかの人のいろんなナンバーワンを常に愛しつづける──そういったかたちで愛を振りまいてくれるものになってくれればと思い、「BE:FIRST」というグループ名を彼らに授けさせていただきました。

何回も言っておりますがBMSGはできたばかりの会社です。人間でいったら、やっとハイハイが終わるくらいの時期だと思います。それは自覚していますが、日本のエンタテインメントや芸能においてどうしても必要な取り組みがBMSGであったり、『THE FIRST』であったということは、強く、自信を持ってお話しさせていただいております。

BMSGの第1弾アーティストにはラッパーのNovel Coreもいますし、初のボーイズグループはBE:FIRSTではありますが、『THE FIRST』に関わってくれたほかの参加者の方も含めて、ありとあらゆる才能を肯定して、“音楽の鳴る場所”として、“音楽を鳴らす集団”として、才能を磨く場所として、BMSGを確立していきたいと思っています。BMSGはカルチャーとして、BE:FIRSTだったり、ほかのアーティストを全力で応援していきます。

BE:FIRST「Shining One」Teaser


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森田真規

(もりた・まさき)『QJWeb』編集部所属。エディター。編集・発行人として『なんとなく、クリティック』、編集人として知人と3人で『なnD』という本を年に一度のペースで作っています。イラストは鬼頭祈さんに描いてもらった、ある夏の日の似顔絵です。