フルーツ✕発泡酒 腰が抜けるほどうまかった(パリッコ)

2021.2.6

プレーンチューハイの受け皿の大きさ

さてここからは、僕が晩酌時に最も好んで飲んでいるプレーンチューハイ。つまり、甲類焼酎を炭酸水で割っただけの、ほぼ無味の酒にフルーツを加えていってみよう。元が無味なんだからうまいには決まってるだろうけど、僕が一番リアルに試したいゾーンでもある。

7杯目「キウイ×プレーンチューハイ」

市販の缶チューハイで「キウイ味」のものを見つけるとつい買ってしまうほど、この果実のフレーバーが好きだ。ただ、キウイそのものを買って食べるということは今までほとんどなかった。

そうか、買って搾ればよかったんだ
キウイ果汁の鮮やかさ
お手製キウイチューハイ完成

これ、市販のキウイ味チューハイのようなどことなくケミカルな感じがなく、甘さ控えめで、ものすごくいい! 欲を言えばキウイの果汁は、もっと贅沢に入っていてもいいかもしれない。

絞り機に残った果肉も加えたらさらによかった

8杯目「ライム×プレーンチューハイ」

次は、酒に添える定番というイメージのあるライム。

カットしただけで頭がスッキリするような香り
ライム果汁1個分サワー

ひと口目、かなりの酸味を感じるけど、慣れるとゴクゴクいける。手元のメモには「フルーツ摂取を繰り返して体が喜んでいる!」とあるけど、同時に酒の摂取も繰り返しているので、事実かどうかは定かでない。

9杯目「みかん×プレーンチューハイ」

子供のころから慣れ親しんだ見た目
ほぼほぼ水分だった
今回も果肉を加えて

みかんチューハイは、さっきのライムやレモンサワーなどと違って、どこかほっとするような穏やかな味。甘みもあって香りもしっかりしていてかなり好き。何より安いし、これからは日常的に飲んでいこう。

10杯目「スウィーティー×プレーンチューハイ」

緑色のグレープフルーツといった見た目のスウィーティー。これ、僕の子供時代にはまだ一般的ではなかったと思う。ある時期から急に日本でメジャーになり、初めて食べたときは、苦くなくて香りの華やかなグレープフルーツって感じで衝撃を受けた記憶がある。

分厚くて太刀打ちできない皮は剥いてから
当然、最高にうまかった

11杯目「イチゴ×プレーンチューハイ」

いいかげん飲み過ぎて酔っぱらい、この日はイチゴチューハイを飲むのを忘れてしまって、翌日に作って飲んだ。

贅沢イチゴチューハイ

最初からわかり切っていたことだけど、チューハイにはどんな果物を入れてもうまいね。ときめき味。

はい。今回試したフルーツ×酒の組み合わせは以上。すべてが間違いなくおいしかったし、特にビールや日本酒とのマッチングにはまだまだ可能性が眠っていそうで、夢がある。これからは、日常的にフルーツを買う男になりそうです。私。

あ、ちなみに、この実験の数日後にこんなものが家に届いた。

また別の果汁絞り機

確かこれ、商品をあれこれ検討して、お気に入りにブックマークしておいたやつだったはず。酔っぱらってるか寝ぼけたときにうっかり購入しちゃったかな……。

とはいえ、こっちはこっちでパーツが少なく、気軽に柑橘類を搾るのにすごく便利。だから別にいいんだ。急に自宅に絞り機が2個増えたくらいのことは。

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