宮下草薙のケンカの歴史。蹴りとボディの応酬に「10回に1回はガチ」(てれびのスキマ)


昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、てれびのスキマによる2021年のテレビ鑑賞記録。


『シンパイ賞』

「宮下草薙が番組収録中にケンカを始める事件が多発。そのケンカが本気なのかわからず周囲を困らせている」というシンパイニュース。

「宮下に煽られると、気がついたらケンカになってしまう。10回に1回はガチ」と草薙の証言。対して宮下は「僕としては、草薙の極限がおもしろいと思ってる。なので煽ってしまう。いつの間にか草薙がキレてる。先に手を出すのは草薙なので僕は正当防衛」と主張。「僕が悪いんスかね……」と納得しかけた草薙だが、「納得いかないな。なんか納得いかないですね。納得いかないんだよな!」と感情を昂ぶらせていく。

番組では宮下草薙のケンカの歴史を振り返る。「テレビ(正しくは映像メディア?)で初めてのケンカ」は、2018年10月『チャンスの時間』(ABEMA)での「オープニング長回し選手権」。初めてのロケ撮影なのに、オープニングでずっと「OK」がかからないドッキリ企画だった。当時、宮下は「一番得意で長くしゃべれるのが説教だった」ため、すぐにスイッチが入ってしまい言い合いに。

初めて手を出してしまった番組もやはり『チャンスの時間』。宮下が挑戦に失敗すると草薙が金髪にされるという企画で、宮下は何もできず失敗。それを「スタッフのせい」と言い始めたことに激昂。蹴りを食らわす草薙に、宮下はボディブローで応戦する。

戸惑いながらも心配して割って入るノブ。さらに、矛先が先輩芸人に及んだ例として『アメトーーク!』での小宮vs宮下の映像も。ここにもノブがいて心配そうにしている。

さらにお蔵入りになったものとして『シンパイ賞』での休憩中に起きたケンカが。口論になり「何だお前クソ!」と殴りかかる草薙。それに立ち上がって「来い、おら!」みたいに応戦する宮下。“窮鼠猫を噛む”を地で行く草薙と「僕はガチじゃない」と冷静さを装いながら感情があふれ出てしまっている宮下という画がめちゃくちゃおもしろい。

さすが格闘家の息子、宮下が強烈なパンチを放つと、草薙の腕にはアザができてしまい「あー、イタイイタイ!」。

共演者たちの三者三様の反応を含めて最高におもしろかった。草薙「ここの現場だけなんですよ、これを笑ってるの!」。

『テレビ千鳥』

テレ朝が行っている「未来をここからウィーク」の一環として「未来=ターミネーター=シュワちゃん」ということで、「こっそりシュワちゃん選手権」。

前回の「デーモン選手権」にも出演した又吉、麒麟・川島に加えて蛍原がゲスト。「蛍原さんがゲストでテレビ出てるのって、競馬番組以外初めて」じゃないかと驚くノブ。『アメトーーク!』ではボケを最小限に抑えているためか、ボケたがりの蛍原がボケまくって最初からカオスな状況に。

そんな中でも『トータル・リコール』の変装を解除するシーンを絵を使って再現したり、ビリヤードで空気銃を使って玉を落としたりと、川島の動きが秀逸だった。

『有吉ぃぃeeeee!』

「第2回桃鉄王」の後半戦。豪華な食事を食べたあと、優雅にワインを飲みながら「桃鉄」をする春日が妙に可笑しい。有吉は目的地まで4マスというところで「4出なかったら……太田プロやめます」と宣言し、本当に「4」を出す。「リスク負わないとダメなんだよ!」。

つづいて春日は「これで3出なかったら、ケイダッシュステージやめます」と言う流れになるが、出すことができずに「やべえ、フリーになった」。さらに「2出なかたら芸人やめます」と、芸人から“俳優”になる春日。

相変わらず「桃鉄」は最後までハラハラドキドキさせてくれるゲームで本当におもしろいし、テレビコンテンツとしても超優秀。

今日観たい番組:『しゃべくり007』に平手友梨奈など

『深イイ話』(日テレ)マヂカルラブリー&おいでやすこがに密着。

『しゃべくり007』(日テレ)に平手友梨奈&志尊淳、伊沢拓司。

『激レアさん』(テレ朝)は「ジャンプするのが好きすぎてひたすら土手でジャンプしていたら、アクロバットの世界チャンピオンになっちゃった人」「幼馴染の大物ミュージシャン秦基博に人生を何度も救われてきた人」。

『しくじり先生』(テレ朝)はしずる。

『有田ジェネレーション』(TBS)は「あの元レギュラーは今?下克上ネタバトル」。

『さまぁ~ず論』(テレ朝)に三四郎。

『かまいガチ』(テレ朝)は「山内40歳サプライズバースデー」。



  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

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