『さらば青春の光がTaダ、Baカ、Saワギ』で「誰も傷つけない笑い」に背を向け「自分が傷つく笑い」を選んだ東ブクロ

2020.6.20

東ブクロの嫁の座はまだ空位

健気にも新規アピールをする白くま。結果的に、この日のクイズ対決は白くまが勝利した。怒りは最高のガソリンになるということ。しずかは「負けたけど、まぁヤッてるんで」とひと言残し、しっかりマウントを取ってから退場した。(6月6日放送回)

見事、3週を勝ち抜いてチャンピオンになった白くまきなこ。しかし、彼女が希望しているのは東ブクロのセフレの座である。ということは、東ブクロの嫁の座はまだ空位。「勝ち抜き!東ブクロの嫁決定戦」は、今後もつづいていく。
「結婚やセフレや言うたり、このラジオは僕のシモまわりばっかりやってるんですよ」(東ブクロ)

“誰も傷つけない笑い”が評価されがちな風潮なのに、なぜかこのラジオは“自分が傷つく笑い”で勝負をかけている。東ブクロの腹の括り方はなんだ? ラジオ愛だろうか。

いつかビッグマネー持ってくる(森田)

物語はまだ終わらない。この番組にはほかにも名物企画がある。白くまきなこvsしずかの翌週、6月13日放送回に行われたのは「匂わせ純猥談」なるコーナーだ。

切ない実体験を投稿する「純猥談」というサイトが実在する。ここに気になるエピソードが掲載されていた。憧れのお笑い芸人にSNSでDMを送り、出会って結ばれた女性からの投稿だった。その芸人は女性と会ってからおざなりな食事をし、ホテルへ直行。事が終わると、「ゴルフがあるから」と女性を残してひとりでホテルを出て行ってしまった。投稿は「さらば恋心、私の光。ずっとあなたのファンでした」という女性のモノローグで幕を閉じていた。「さらば恋心、私の光」は「さらば青春の光」に酷似しているし、東ブクロの趣味はゴルフである。つまり、東ブクロとの出会いを強烈に匂わせたエピソードということ。

この投稿を発見した森田は、翌週から「匂わせ純猥談」をコーナー化した。有名人と一夜を共にした体験を、上記のフォーマットで切ない猥談として綴る企画である。13日に紹介されたエピソードが興味深いのだ。猥談を読み上げる声をよく聞くと、それは紛れもなく先週のチャレンジャー・しずかの声だった。

「実は、彼に会ったのはあの1回だけではないのだ。数カ月経ったある夜、私は東京にいた。何気なくDMを送ってみると『東京おるん? 夜泊まるところがなければウチ来る?』と返ってきた。私はコンビニで替えのパンツだけ買って、すぐさま彼の家へ向かった」
「会うなり『何か買うてきたん?』と言うので『パンツですよ』と答えた。そうこうしているうちに、彼との2度目の夜が始まった」

ちなみにこの日の同時間帯、ニッポン放送では『佐藤栞里のオールナイトニッポン0(ZERO)』が放送されていた。佐藤栞里の裏で、東ブクロはセフレに新事実を明かされたのだ。

「何かの間違いでギャラクシー賞とか獲らんかな」と、ラジオ熱の低い森田でさえ希望を見出すこの番組のエースは東ブクロだ。そういえば、昨年5月14日放送『ロンドンハーツ』(テレビ朝日)で、森田はコンビの給与事情を明かしていた。ネタは森田が担当し、ギャラは折半だそうだ。
「何か秘めてる部分あるんすよ、あいつって。だから、いつかとんでもないビッグマネー持ってくるんちゃうかなって」(森田)

そのいつかとは、もしかしたら今か? 「ラジオってすごい」と心底思わせる、まさに馬鹿騒ぎのような放送だ。そろそろ、彼にラジオスターの称号を与えても差し支えないと思う。


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寺西ジャジューカ

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