オードリー若林、父との最期の日々で気づかされたこと(てれびのスキマ)

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昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、てれびのスキマによる2020年のテレビ鑑賞記録。


昨日観た番組:「スキニーデニムと闘う女たち」ほのかにエロくてとてもいい

『かりそめ天国』「四千頭身・後藤ファミリーヒストリー」後藤の妹、初登場はすごく幼い印象だったけど、現在はずいぶん垢抜けたなあと思っていたら、初登場がわずか1年前だった。高級食材の前に表情が固まるファミリーの光景を「園子温の映画みたい」と絶妙にたとえる有吉に改めて唸る。

『中居正広の金スマ』オードリー特集。充実の内容だった。もちろんラジオリスナーとしては何度となく聞いた話もあったけど、改めて通して聞くとまた違った味わいがあるし、再現ドラマとかが入ると妙な可笑しみもある。
中でも若林と亡き父との関係性を追った構成は出色だった。子どもの頃、「昭和の頑固親父」に苦しみ「反面教師」としていた若林だが、大人になるにつれ「傷つくことが似てるから、あんまり深い話せずに言ってることがわかる」ようになり、「友だち」と呼ぶしかない存在になっていく。父の最期の日々についての思い出を聞かれ、しばらく虚空を見つめた後に語ったエピソードが特に印象深い。死を待つだけという状態になった父が「コンビニのソフトクリーム食べたい」と言ったという。それを聞いた若林は「死ぬ間際に食べたいって思うものがコンビニで手に入るっていうのは、衝撃でした」と語る。「(身の回りは)そんなに楽しいことであふれてんだな、と。自分がなんか細々と積み上げてきたキャラが、もうおじゃんになりましたよね。モノを斜めに見るみたいな(笑)」。
子ども時代から結婚話にいきなり話が飛んだなと思ったら、まさかの後編が近日放送とのこと。おそらくコンビ結成や下積み時代の話になりそう。楽しみ!

『脱力タイムズ』ゲストは次長課長・河本準一。解説員たちが脱力流のリモート中継でフリーズしたり、「Matt化」したり「ニコニコ超会議」状態になったりするなか、中継に「甥っ子」や「姪っ子」が入ってくる。河本がゲストのとき恒例の子どもがえげつない質問をする流れに。今回は「美食遺産」のVTRまでにも、最後に子どもが登場。TKO木下の退社の理由を聞かれ河本「たびかさなる あくぎょう」。

『タモリ倶楽部』「スキニーデニムと闘う女たち」グラビアアイドルらがスキニージーンズを履く模様を「地団駄踏み履き」「ジャンピングツイスト履き」「サンバカーニバル履き」などと実況を入れつつ見守る企画。くだらなくてほのかにエロい、少し前の『タモリ倶楽部』を思わせるテイストがとてもいい。
「空耳アワー」に代わるお試しの新コーナーは「マッチング・タモリ」。一度、本企画として放送した企画のコーナー化。その中で言ったタモリのひと言がいかにもタモリだった。「テレビでウソつくのが最高だよ」。

今日観たい番組:「未解決事件 File.08 JFK暗殺」後編、「義男さんと憲法誕生」など

『NHKスペシャル』「未解決事件 File.08 JFK暗殺」後編。

『ETV特集』「義男さんと憲法誕生」。日本国憲法の誕生に関わった鈴木義男に関するドキュメント。

『新美の巨人たち』(テレ東)は伊藤博文も愛した豪華洋館『長楽館』×アンガールズ田中卓志。

【毎日更新】きのうのテレビ(てれびのスキマ)
5月1日 矢部浩之の説教は、岡村隆史だけでなく僕らにも向けられていた
4月30日 R-指定「男なら全員キムタク目指す。男前の教科書に『木村』って書いてあるでしょ」
4月29日 千鳥・大悟が語る志村けん「僕は友だちでした」「お笑いの教科書の1ページ目に触れた」
4月28日 神田伯山が語った「歌なんて誰も詠まない」時代の戦い方


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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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