外出自粛要請が長引く今こそ観たい!映画スターが主演した海外ドラマの注目作

2020.4.15

ケイト・ベッキンセイルが揺れる“未亡人”を好演した『ザ・ウィドウ ~真実を求めて~』

映画『アンダーワールド』シリーズの戦うヒロイン、セリーン役で知られる英国の美人女優ケイト・ベッキンセイルが、連続ドラマに初主演したスリリング編は『ザ・ウィドウ ~真実を求めて~』(Amazon Prime Video)。
英国人女性ジョージア(ベッキンセイル)は、夫が乗った飛行機がアフリカのコンゴで墜落し、夫が亡くなったと知らされる。だがあるきっかけから夫とよく似た人物がコンゴにいると信じ始め、政情不安なコンゴに乗り込み、拉致されたであろう夫を救おうとする。『アンダーワールド』のセリーンと異なり、危機また危機に動揺する平凡な女性ジョージアをベッキンセイルは好演し、応援したくなる。

『ザ・ウィドウ ~真実を求めて~』予告編(オリジナル版)

マイルズ・テラーがN・W・レフン監督と組んだ『トゥー・オールド・トゥー・ダイ・ヤング』

映画『セッション』(2014年)のドラマー志望の青年役で注目されたマイルズ・テラーが主演したのは『トゥー・オールド・トゥー・ダイ・ヤング』(Amazon Prime Video)。映画『ドライヴ』(2011年)などで鬼才と評判のニコラス・ウィンディング・レフンが全10話を監督し、刺激強めかつクールな犯罪ハードボイルドに仕立てた。
カリフォルニア州警察のマーティン(テラー)は犯罪組織に通じた悪徳警官だが、大事件を経て人生を変えようと意識するように。一方、カリフォルニアの南に面したメキシコでは、凶悪な犯罪カルテルが勢力を拡大していく。撮影担当のひとりは映画『セブン』(1995年)の名手ダリウス・コンジで、映像は圧倒的高品質。

『トゥー・オールド・トゥー・ダイ・ヤング』予告編(オリジナル版)

『IT/イット』の新鋭女優が主演した21世紀的な青春群像劇『ノット・オーケー』

『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』2部作で少女時代のベバリー役を演じた、今後要注目の若手女優ソフィア・リリスが主演した『ノット・オーケー』(Netflix)。『ストレンジャー・シングス 未知の世界』や映画『ナイト ミュージアム』シリーズのショーン・レヴィ監督らが製作総指揮を担当。
地方の町ブラウンズヴィル。そこに家族と引っ越してきたが父親を亡くした、多感な17歳の高校生シドニー(リリス)。いつしか感情が高ぶると、周囲の人物が鼻血を流したり、物が動くという超能力に覚醒していく。スティーヴン・キングの小説『キャリー』と似たお話だが、青春群像は21世紀的でフレッシュだ。

『ノット・オーケー』予告編

▶︎【総力特集】アフターコロナ
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海外ドラマ評論家_池田敏

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