外出自粛要請が長引く今こそ観たい!映画スターが主演した海外ドラマの注目作

『「今」こそ見るべき海外ドラマ』などの著書を持ち、視聴歴が40年を超える海外ドラマ評論の第一人者である池田敏。そんな彼に、新型コロナウイルスの感染拡大によって映画館に行くことができない映画ファンに向けて、今こそ観ておきたい海外ドラマをセレクト&紹介してもらいました。
映画館に行ける日が待ち遠しくなるスターが主演した個性派ドラマ
新型コロナウイルスの影響により2020年4月中旬時点で、映画館の休業が相次いでいる。筆者は映画も好きなので心が痛むが、せめて動画配信サービスで海外の映画スターが主演したドラマを見て、映画館に行ける日を心待ちにしてはどうだろう。
折しも外出自粛をきっかけに動画配信サービスや海外ドラマそのものに関心を抱いた人も多そうだし、スターだけでなくスタッフも充実した、映画に近いテイストの個性派ドラマをセレクトしてみた。
アル・パチーノがナチの残党と戦うB級アクション『ナチ・ハンターズ』
大物ベテラン男優のアル・パチーノが主演したのは『ナチ・ハンターズ』(Amazon Prime Video)。製作総指揮のひとりは映画『ゲット・アウト』(2017年)、『アス』(2019年)のジョーダン・ピール監督だ。
第二次世界大戦の後、裁きを逃れて世界中に散った元ナチス党員は多く、パチーノが演じる大富豪マイヤーはナチの残党を追うチーム“ハンターズ”を率いる。1977年の物語なので1970年代のB級アクション映画のようなムードである上、“ハンターズ”はユダヤ人、アフリカ系、ベトナム帰りの日系人(!)など、いずれもマイノリティ。彼らが第四帝国を興そうとする人種差別主義者たち=ナチスと戦う様が痛快に描かれる。
スタイリッシュな演出が光るジュリア・ロバーツ主演のサスペンス『ホームカミング』
やはり大物ハリウッド女優のジュリア・ロバーツが主演したのは『ホームカミング』(Amazon Prime Video)。外国の戦場から祖国アメリカに帰還した兵士たちを社会に戻す施設で働くケースワーカー、ハイディ(ロバーツ)。しかし国防総省は兵士たちを利用し、とある陰謀を進めていた。また物語は4年後、施設を辞職した後のハイディも描いていく。
全10話すべてを、ラミ・マレック主演の異色ドラマ『MR. ROBOT/ミスター・ロボット』のサム・エスメイル監督がスタイリッシュに演出したのも見もの。このドラマ、シリアスなサスペンスとしては珍しく各話が30分前後なので、観たいときに一気に観られるメリットも。シーズン2も近々配信される予定。
ケイト・ベッキンセイルが揺れる“未亡人”を好演した『ザ・ウィドウ ~真実を求めて~』
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