写真を撮ることにこだわりを持つアーティストやお笑い芸人による連載「QJWebカメラ部」。
金曜日はザ・マミィ林田洋平が担当する。『キングオブコント2021』では、準優勝に輝いたザ・マミィの頭脳、林田。そんな彼は、自身のインスタグラムで発信するエモーショナルな写真も話題となっている。林田が日常の中で、ついシャッターを切りたくなるのはどんな瞬間なのか。
武道館へ
初めての音楽と出会うときはいつもラジオだった。
不意に流れてくる心躍る音楽。
最後、曲名を聴き逃さないように全神経を耳に集中する。
メモして調べてCDを買う。
近頃は、配信だったりするけれど。
そうやってまた音楽を知って、聴いて、知って、聴いて、繰り返していくうちに出会いに慣れてきて、気がつけば昔好きだった音楽ばかりを聴くようになっていた。
そんな僕。数年前、まだバイトをしているころ。
夜勤への道中、どうにか心をごまかそうと、買ったばかりのBluetoothイヤホンでラジオを聴いていたら、不意になんだこれはって曲が流れてきて、ブルブル震えて、曲名メモるのも忘れて夢中で聴いて、あとから調べたらそれはカネコアヤノって人の「とがる」って曲らしいと知って、何度も聴いて、そのたび刺さってそれがうれしくて、ほかの曲もたくさん聴いて、慣れない鼻歌歌ってみたりして、苦しいときもそうじゃないときも、とにかくこの数年間ずっと僕のそばにあった音楽をくれたカネコアヤノさんの武道館ライブにこのあいだ行ってきて、それはそれはもう最高だった‼‼‼‼
人ひとりが生み出したモノがかけがえのない誰かの宝物になっている様がとても美しいと思う。

ザ・マミィ林田洋平×「QJWebカメラ部」オフィシャルグッズ販売中
オフィシャルショップはこちらから。


加賀翔(かが屋)、中山莉子(私立恵比寿中学)、セントチヒロ・チッチ(BiSH)、長野凌大(原因は自分にある。)、林田洋平(ザ・マミィ)、森田美勇人が日替わりで担当し、それぞれが日常生活で見つけた「感情が動いた瞬間」を撮影する。
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