有吉がレスリー・キーの前で見せる狂気に、IKKO「アートは“弱・変態”がないとダメ!」(てれびのスキマ)

てれびのスキマ

テレビっ子のライター“てれびのスキマ“が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。バラエティやドキュメントの中で起こった名場面、名言、貴重な会話の数々を書き留めます。2020年から毎日欠かさず更新中。


『有吉クイズ』

恒例となったレスリー・キーによるカレンダー撮影。有吉側が衣装イメージを送り、レスリーが衣装の細かい設定やシチュエーションを決めるというかたちで撮影されるという。「アートな一面を見せられる」と笑いながら言う有吉。

1・2月は「侍+ボンデージ」。「新旧」「男女」を混ぜたイメージだという。それはほかの月も同様で3・4月は「ラッパー」、5・6月は「ウェディングドレス」、7・8月は「ヒゲ+水着」、9・10月は「おじさん+OL風」、11・12月は「パンスト姿のパイロット」と全編がジェンダーレス。「私の作風も変わりました」とレスリーは笑う。衣装だけを見るとコントチックなのだが、でき上がった写真は本当にアート性が高くて素晴らしい。「すごいな……いっつも驚くなぁ」と有吉も言うほど、有吉のアイデアをレスリーがアートに昇華させている。レスリー「コラボレーションはそういうものでしょ? お互いにアイデア出したり、どんどん現場で化学反応ができたら新しく生まれてくる」。

有吉はレスリーについて「優しく見えるけど、要求は厳しい」と翌日、筋肉痛になったことを明かす。そんなレスリーにも撮ってもらったことのあるIKKOは終始、共感。「アート性って“じゃくへん”がないとダメ。“弱・変態”!」「まとも過ぎるとアートじゃないから」と饒舌に語る。なんの議論やねんとツッコむ小杉に有吉「嫉妬するなよ、才能に!(笑)」。

『有吉クイズ』は、有吉の狂気や変態性を垣間見せることのあるのが特徴だが、このカレンダー撮影企画はそれが如実に出ていて見応えがある。

『水曜日のダウンタウン』

「芸人が今までで一番面白かった瞬間は誰が見ても面白い説」第6弾。おいでやす小田は『ごっつ』でのキャリー東野がアイドルからの反撃で吐くシーン。懐かしい。塙は、船場吉兆の会見。塙は「間、トーン、タイミング、顔の表情、すべて教科書」「時事ネタ芸人からしたらビートルズみたいなもの」と評す。もう中は、関西ローカルの『個人情報流出!よしもとランキング』(関西テレビ)という生放送でのダイアン津田の大立ち回り。みなみかわは、あのチキチキジョニー岩見による「団地階段チャレンジ」を紹介。そのおもしろみを詳細に語るみなみかわに「後説長いな」と陣内。意外にも、ダウンタウンをはじめとするスタジオのパネラー陣にはそこまでハマらなかった模様。けれど、あの動画が『水曜日』にまで届いて全国に流されたと思うと、岩見がみなみかわとヒコロヒーに言った「ありがとうなあ、命、吹き込んでくれて」というひと言が脳裏に蘇ってくる。

松本はもう中が挙げた津田に関して「津田のでいうと」と、『お笑いの日』でのランジャタイとのコラボ「ゴイゴイスーミュージカル」に言及したのがなんだかうれしかった。やはりこれも何度見ても最高!

連載企画「MONSTER LOVE」では、今回ついに女性たちがなぜ涙を流してまでクロちゃんに好かれようとしているか、納得かつ、ざわつく理由が視聴者に明かされる。それが物議を醸しそうだが、その後のクロちゃんの衝撃のひと言がすべてを持っていった。そういう意味でも視聴者へのネタバラシのタイミングが絶妙だなと思った。


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1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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