マツコがナイツのYouTubeに見出した「今のテレビに必要なもの」とは?(てれびのスキマ)

てれびのスキマ

テレビっ子のライター“てれびのスキマ“が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。バラエティやドキュメントの中で起こった名場面、名言、貴重な会話の数々を書き留めます。2020年から毎日欠かさず更新中。


『マツコ会議』

ゲストはナイツ。彼らがゲスト出演すると浅草や漫才協会を取り上げがちだが、この番組では彼ら個人のYouTubeチャンネルを特集。「ああいうことをホントはあたしもやりたい人なのよ。観てる人を突き放す感じの。だからすごいなと思う」とマツコ。さまざまな企画をしている塙のチャンネルについては「ハイブローのセンスが存分に生かされててホントにおもしろい」と絶賛。一方、「消しサカ」にこだわる土屋については「土屋さんのはバカみたい。だけどなんか観ちゃう」とマツコ。「ナイツさんって改めて変態コンビだってわかるよ」。

そんななか、小学校でうんこ漏らしていじめられた塙が、帰宅したらテレビでドリフが「うんこちんちん」で笑わせていたのを観て、いじめっ子に対して「うんこ」をネタにしたらめちゃくちゃウケたことが芸人を志したきっかけだと語ると、マツコが得心したように「塙さんがYouTubeでやっているようなハイブローなものも、テレビのコンテンツとして大きく欠落している。もう一個、欠落しているのが『うんこちんちん』なの! 両方があったテレビっておもちゃ箱じゃん! 宝石箱。極がなくなってる。もしかしたら土屋さんがやっているような劇薬が必要なのかも」と熱弁。土屋も「こういうことが聞きたかった」と語っていたとおり、とてもいい対話だった。

『千鳥のクセがスゴいネタGP』

ふかわりょうが28年前のデビューネタ『小心者克服講座』を令和版にアップグレードして披露。「今でも新しい」と大悟。「わしらが小学校高学年くらいかな? そのときに衝撃を受けたお笑い。今までにない感じのな」「究極のあるある」と絶賛し、グランプリに。

渋谷凪咲は初めて観たそうで「こんなおもしろいのがあったんだってめちゃめちゃ感動してます」と感想を述べる。改めて観ながら「なんでエアロビでやろうとしたんやろうな?」「あのバンダナ買った覚えある」などと言いつつ大悟が手放しで讃えていたのが、少し意外で印象的だった。


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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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