AV女優の葵つかさに吉住も共感「第一人者って素晴らしい。心の支えになる」(てれびのスキマ)

ゾフィー上田×ザ・マミィ林田×吉住の“野球コント”

テレビっ子のライター“てれびのスキマ“が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。バラエティやドキュメントの中で起こった名場面、名言、貴重な会話の数々を書き留めます。2020年から毎日欠かさず更新中。


『イワクラと吉住の番組』

先週から始まったさまざまな業界のゲストをスタジオに迎え「大人レベル」を上げていくという新企画。最初のゲストはイワクラがAV好きということもあり、AV女優の葵つかさ。

前週は、専属契約のため月1回撮影を行うという撮影現場に密着。また『ゴッドタン』の映画版「キス我慢選手権」に彼女を抜擢した佐久間Pから起用の理由を聞く。オーディションでの一言ひと言に「陰があった」と。自分のことを話しているうちに「すーっとキレイな涙を流した」と。

今週放送分では貴重なプライベートにも密着。「1週間の予定で海外旅行に行ったが、気分が乗らず1日で帰ってきた」といったぶっ飛んだエピソードも。さらに母からの手紙で涙する葵。「こんなに赤裸々に全部出すと思ってなかったんですけど、逆にこの番組で出せてよかった。この先出すことはもうないかなって」。

彼女の話を聞いて吉住は「先駆者がいないというか、自分が開拓をしていかなきゃいけない人って孤独じゃないですか。第一人者って素晴らしい」と語った上で言う。「でも強い人が切り拓いたんじゃなくて、切り拓いた人も悩みながら行ってくれてたんだっていうのが心の支えにもなる」。

吉住もまた先駆者のひとりとして悩みながら戦っているんだなというのが伝わってくるひと言だった。

『私のバカせまい史』

アンタッチャブル柴田がプレゼンするのは「吉川晃司のシンバルキック史」。2m20cmの高さのシンバルを蹴り上げるシンバルキック。番組調べではこれまで924回蹴ってきたという。

1984年18歳でデビューした吉川、激しいステージアクションが売りだったもののシンバルキックはなかった。代わりに得意としていたのは「片手バク転」だという。しかし、肩の脱臼を繰り返したことで1999年、シンバルキックを“発明”。プリンスのバックバンドメンバー・シーラ・Eのパフォーマンスを見て発想したそう。

2003年には足の負担を軽減するため旋風脚スタイルに。足の指の骨折へのリスクがあるため靴にはラバー素材のサポーターまで装着しているという。バイク事故で左足首を骨折した際も、杖をつきながらライブをした上で、その骨折した足でシンバルキックをするという偏執的なこだわり。その理由を本人に取材すると「そこにシンバルがあるから。ま、自分で用意してるんですけど(笑)」と茶目っ気あふれる答えがとてもいい。

実際、160cmの高さにしたシンバルを、吉川より背が高く布袋と一緒の身長だというアンガールズ田中が蹴ってみることに。だいぶ低いため「これは大丈夫でしょ」と言いつつ蹴ってみるも、届かない。その絶妙な届かなさ具合が最高だった。


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  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2021年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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