“BTSミッション”を見事クリア! 成長した15人が運命のファイナルラウンドに挑む【『&AUDITION - The Howling -』レポート#7】

『&AUDITION - The Howling -』レポート#7

文=坂井彩花 編集=森田真規


世界で活躍するアーティストを生み出すべく、BTSの生みの親でHYBE議長のパン・シヒョクがスペシャルアドバイザーを務め、HYBE LABELS JAPANが仕かけるオーディション『&AUDITION』。その模様を追いかける番組『&AUDITION - The Howling -』(読み:エンオーディション ザ・ハウリング)の第6話では、4ラウンド“BTSミッション”に挑む15人の姿やTOMORROW X TOGETHERとの懇親会、BTSがサプライズ登場する様子が配信された。

8月20日に公開された第7話では、4ラウンド“BTSミッション”本番パフォーマンスの模様とその結果が届けられた。


“ワンチーム”になったBチーム

4ラウンドの“BTSミッション”は、歌に重きを置いたステージ1、パフォーマンスに集中するステージ2の順で本番が行われた。先陣を切るのは、Bチーム(メンバーは、K・TAKI・FUMA・GAKU・HIKARU・MAKI・MINHYUNG・YEJUNの8人)による「Lights」の歌唱だ。

中間チェックで厳しい評価を受け、猛特訓をして本番に臨んだBチーム (c)HYBE LABELS JAPAN
中間チェックで厳しい評価を受け、猛特訓をして本番に臨んだBチーム (c)HYBE LABELS JAPAN

中間チェックのときには、プロデューサー・サウンドディレクターのSoma Gendaから「細かいところまで意識が行き切ってない感じがする。最終的には、パッと観て感動するかどうか。どこで爆発させるか、みんなで共通認識を持っておくことが大事」とフィードバックを受けていたBチーム。

みんなで歌っているにもかかわらず、まとまりをうまく出せないことを課題としていた。見かねたSomaは、表現力に課題があるメンバーのために練習中も細かくコーチングを行った。その熱意に応えるように、8人はレッスンのあともメンバーで集まって確認をしていた。

本番前にKは「僕たち8人でまとまるのが難しかった」と語っていたが、本番での歌唱は“ワンチーム”と評されるほど一体感があった。中間チェックでは厳しい評価を下していたSomaも、「グループがひとつのチームに見えた。歌がつながって聴こえたし、バラバラじゃない印象を受けてよかった」とコメント。

緊張した面持ちでプロデューサー陣からの評価を待つMAKI (c)HYBE LABELS JAPAN
緊張した面持ちでプロデューサー陣からの評価を待つMAKI (c)HYBE LABELS JAPAN

メンターのPdoggは「声のバランスがとてもよく合っていて、全体の印象として悪くなかった」とエールを送る一方で、「惜しかった点は、ファルセット(裏声)の出し方。曲の雰囲気に合わせてうまく出せるメンバーもいたけど、ピッチが不安定になったりしてうまく出せていない感じもあったのは残念だった」と評価した。

メンターのPdoggからも高評価を受けていたGAKUの歌い出し (c)HYBE LABELS JAPAN
メンターのPdoggからも高評価を受けていたGAKUの歌い出し (c)HYBE LABELS JAPAN

Aチームの歌唱後に巻き起こった大きな拍手

つづいて、Aチーム(メンバーは、NICHOLAS・EJ・HAYATE・JUNWON・YUMA・JO・HARUAの7人)による「Film out」の歌唱に移る。Aチームメンバーの顔にも、Bチームと同じように緊張が見られた。

数日前に行われた中間チェックでは、Somaから「とりあえず歌っていたという感じで、集中し切れてなかった」とチーム全体を評された上で、一人ひとりが課題を与えられていたAチーム。フィードバックを活かして練習に打ち込んでいたところ、NICHOLASは喉を痛めてしまった。本番当日になっても調子はよくならず、安定しないまま本番を迎えることになってしまった。

喉を痛め、不安を抱えたまま本番を迎えたNICHOLAS (c)HYBE LABELS JAPAN
喉を痛め、不安を抱えたまま本番を迎えたNICHOLAS (c)HYBE LABELS JAPAN

そして迎えた本番。歌唱が終わるとすぐに大きな拍手があり、メンバーは肩の荷を下ろした。Pdoggは「欠点を探すのが難しいくらい素晴らしいステージだった」と絶賛。万全の状態ではなかったNICHOLASに対しても、「NICHOLAS君はパフォーマンスを得意とするメンバーだと思っていたけど、ボーカルもじゅうぶんに可能性を秘めている」と言葉を寄せた。Somaも「チーム全体としては、中間チェックとは別人なくらいうまくできていた」と高く評価していた。

パフォーマンス終了後、プロデューサー陣から惜しみない拍手を寄せられたAチーム (c)HYBE LABELS JAPAN
パフォーマンス終了後、プロデューサー陣から惜しみない拍手を寄せられたAチーム (c)HYBE LABELS JAPAN

プロデューサー陣から成長を評価されたパフォーマンスステージ

衣装替えを経て、チームワークとパフォーマンスが評価されるステージ2の本番が行われた。

先行のAチームが「RUN」をパフォーマンスすると、プロデューサーたちは微妙な表情を浮かべた。Pdoggは「情熱やエネルギッシュな姿を見せようとしたのはよくわかったけど、“ワンチーム”には見えなかった。パワーのバランスがそろってなかったのが残念でした。ボーカルステージとの感情の切り替えに、あまり集中できなかったんじゃないかな」と、厳しい評価を下した。

パフォーマンスディレクターの井上さくらも、「前半はいつもいい。後半に向けて体力がなくなることで、観ている人にも苦しさが伝わっちゃうのが惜しかったかな……」と感想を述べた。

「RUN」をパフォーマンスしたAチーム (c)HYBE LABELS JAPAN
「RUN」をパフォーマンスしたAチーム (c)HYBE LABELS JAPAN

つづいて、Bチームが「Black Swan」のパフォーマンスに挑む。本番を終えると、プロデューサー陣からは称賛の拍手が送られた。Pdoggは「ステージ全体の出来として、非の打ちどころがないくらい上出来だった」とコメント。井上も「みんなでよく世界観を作れたと思います」と、彼らのがんばりを褒めていた。

両チームがパフォーマンスを終えると、デビュー組の4人を除いた練習生11人に対するワンショットカメラでの評価に移った。まずは、Aチームから講評が行われる。

Somaからは、HAYATEに対して「口でカウント取ってるのがわかってしまった。観客が現実に引き戻されてしまうので、頭の中で数えられたらもっとよかった」と評価し、YUMAに対しては「踊りが激しくなっていくのに、表情がどんどんしぼんでいくのが残念だった」と感想を述べた。

井上はJOのパフォーマンスに対して「今日、初めて(腹筋の)使い方をわかったのかなって思った」と、練習中に指摘していた点が改善されていたことを褒めていた。

Bチームへ向けては、PdoggがFUMAを「前のラウンドと比べてもパフォーマンスが際立っていた」と高く評価。つづけてHIKARUを「バレエとアイドルの振りは少し異なるジャンルかもしれないけど、バレエの経験はHIKARU君の大きな武器になると思う」と激励した。

さらに井上も、「この曲で一番最初に目立つパートにYEJUNを置いたのは挑戦だったんだけど、よくがんばった。みんなを引っ張っていた」と激励のコメントをメンバーに送っていた。

高評価を受け、安堵の表情を見せていたYEJUN (c)HYBE LABELS JAPAN
高評価を受け、安堵の表情を見せていたYEJUN (c)HYBE LABELS JAPAN

デビューに向けたサバイバルが開始

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坂井彩花

(さかい・あやか)1991年、群馬県生まれ。ライター、キュレーター。ライブハウス、楽器屋販売員を経験の後、2017年にフリーランスとして独立。『Rolling Stone Japan Web』『Billboard JAPAN』『Real Sound』などで記事を執筆。エンタテインメントとカルチャーが..

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